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開催期間:2022年4月22日(金)~8月31日(水)
【概要】
源平合戦の時代、源頼朝に先んじて平家を都落ちさせ、征夷大将軍(征東大将軍とも)となったことで有名な木曽義仲。その義仲が幼少期に、信濃の木曽谷から旧六合村入山(いりやま)の世立(よだて)地区の首領に預けられ、数年間を過ごしたという伝説があります。本企画展では、800余年に渡って語り継がれてきた義仲の伝承と、家臣一族に受け継がれ、秘蔵されてきた貴重な資料を紹介しました。
開催期間:2022年7月1日(金)~8月31日(水)
【概要】
上信(群馬県・長野県)12館園による連携企画展。「浅間山大噴火から240年・「天明三年」を語り継ぐ」をテーマに、江戸時代に起こった浅間山噴火の被災状況と復興の歴史を知り、災害の多発する現代を生き抜くための教訓を学んでいただくための展示としました。展示室内では、浅間焼けに関連するビデオも上映しました。
開催期間:2022年10月7日(金)~12月14日(水)
【概要】
吾妻郡内にある草津温泉・四万温泉・沢渡温泉・六合温泉郷などの歴史的な歩みと、その独特な温泉文化を紹介しました。
【関連刊行物】
企画展「吾妻の温泉文化」図録 価格400円(在庫あり)
開催期間:2023年1月6日(金)~1月15日(日)
【概要】
群馬県民なら知らない人はいないであろう「上毛かるた」。これだけの認知度・浸透度を誇る郷土かるたを持っている県は、日本全国他にないと言われています。そんなお正月のかるた文化が根強い群馬県内には、50種類を超える郷土かるたが存在しますが、本企画展では旧吾妻郡8町村のかるたを紹介しました。それぞれの札に描かれた各町村の歴史や文化を知り、そこに込められた郷土への熱い思いを感じ取れる展示になりました。
開催期間:2023年2月10日(金)~3月15日(水)
【概要】
例年開催している「ひなまつり展」ですが、今回は雛人形(内裏雛、段飾り、御殿飾り)、掛雛(掛け軸雛)、木目込雛などを展示しました。また、長い歴史を持つ江戸時代の享保雛(きょうほうびな)、古今雛(こきんびな)や、朝廷貴族の装束を忠実に再現した有職雛(ゆうそくびな)など、大変珍しい雛も展示しました。
昭和の道具を展示した「懐かしいむかしの道具展」も同時開催し、一部の資料を除いて、実際にお客様にさわって使っていただける「ハンズオン展示」としました。
開催期間:令和5年4月21日(金)~8月20日(日)
【概要】
江戸時代後期の蘭学者・医師として有名な高野長英は、上州の中でも医療の発達していた中之条町や吾妻郡との深い関係がありました。本企画展では、長英の門下生となった吾妻の医師や支援者が残した資料や伝承を紹介し、長英と医師たちとの交流や功績について解説しました。
【関連刊行物・販売物】
・企画展「江戸時代の先端医療」図録 価格500円
・平成30年度企画展「吾妻の蘭学者たち ―高野長英をめぐる人々―」図録 価格300円
・蘭文しおり(長英の教訓「水滴石穿」をオランダ語で記した竹製のしおり) 価格200円(以上、在庫あり)
開催期間:令和5年9月1日(金)~10月9日(月・祝)
【概要】
幕末の旗本である小栗上野介忠順は、明治政府の成立以前に条約の批准書交換のために渡米し、西洋の技術や考え方に感銘を受け、帰国後日本の近代化のきっかけを作りました。本企画展では、小栗等使節一行の見学を伝える米国新聞記事のイラストや、帰国後に建設した横須賀製鉄所(造船所)に関する資料を展示し、小栗が描いたであろう近代国家への道を解説しました。また、小栗の救援により鎮まった中之条町商家の打ちこわしと、旧六合村(現中之条町)を通過した小栗夫人一行の会津逃避行についても紹介しました。
【後援】
東善寺(高崎市倉渕町)、小栗上野介顕彰会
【関連刊行物】
中之条町 幕末の打ちこわしと小栗家上野介 価格500円(在庫あり)