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常設展(歴史と民俗の博物館「ミュゼ」)

ページID:0003677 更新日:2022年9月1日更新 印刷ページ表示

当館の常設展は、旧吾妻第三小学校の校舎内(本館)を2階から1階の順に見学していただくコースとなっています。

常設展示室 2階

自然エリア

鳥獣の剝製の写真化石・鉱物の写真
吾妻に生息する野鳥と動物の剝製、中之条盆地が海や湖(古中之条湖)だった頃の化石や鉱物などを展示しています。

原始エリア

原始エリアの写真ハート型土偶の写真
縄文・弥生時代の石器や土器をはじめ、様々なものをモチーフに造形されたユニークな土偶、祭祀や呪術に関係する勾玉や耳飾などを展示しています。国の重要文化財にも指定されているハート形土偶(東吾妻町郷原出土)が一番の見どころです。

古代エリア

古代エリアの写真
石の塔古墳・名久田8号古墳から出土した多種多様な副葬品(武器や馬具等)、まだお寺自体が珍しかった頃に建立された金井廃寺と天代瓦窯跡の古瓦、律令制時代の吾妻郡衙(郡の役所)との関係性を示す銅印・奈良三彩陶器・墨書土器などを展示しています。

中世エリア

中世エリア(仏教)の写真中世エリア(戦国時代)の写真
中世仏教と山岳信仰(修験道)の美術・思想を体感できる板碑・懸仏・仏神像や、戦国時代の真田氏による合戦・統治に関する古文書や武具などを展示しています。国の重要文化財に指定されている日向見薬師堂の資料は、大変貴重な展示物となっています。

近世エリア

近世エリアの写真
沼田真田氏による藩政や市場町中之条の誕生、天明3年(1783)の浅間山大噴火(浅間焼け)の被害・復興状況、高野長英に育てられた吾妻蘭学の歴史を紹介するため、古文書・絵図・古記録などの様々な資料を展示しています。

常設展示室 1階

明治資料室

明治資料室の写真
幕末の小栗上野介と、明治維新後の中之条町や吾妻郡における、政治・経済・産業・軍事に重点を置いた展示・解説をしています。地租改正の実際の様子が描かれた絵図(町指定重要文化財)は、全国的にも大変珍しい展示品です。

大正・昭和資料室

大正・昭和資料室の写真
戦争の時代から昭和58年(1983)開催の「あかぎ国体」までの中之条町を、多数の写真と資料により紹介しています。

開校当時の教室(教育資料室)

教室の写真1教室の写真2
なつかしい小学校の2人掛けの机と椅子を設置し、温もりのある空間を再現しています。教科書の変遷や明治時代以降の学用品・子どものおもちゃなどを展示しています。

民俗資料室

生産民具の写真生活民具の写真
町内で盛んに行われていた農業・林業・養蚕業などの生産業と、一昔前に家で実際に使われていた生活に関わる民具を展示しています。

温泉資料室

温泉資料室の写真
町の人気観光地である四万温泉・沢渡温泉の歴史と文化を知っていただくため、温泉絵図や絵馬などを展示しています。

鈴木ひで絵手紙コーナー

鈴木ひでさんコーナーの写真
中之条町出身の水彩イラスト画家、鈴木ひでさんが描いた絵手紙を展示しています。戦時中から昭和・平成時代にかけての情景、出来事、世相が鮮明かつポップに描き出された未来の貴重資料です。


「ミュゼ」ロゴ

企画展チラシ

本館廊下の写真

博物館欅の木