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07 3番 山本修議員 令和6年9月定例会議一般質問
〇3番(山本 修)本日最後の質問者であります、山本修です。よろしくお願いいたします。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。
私の一般質問は、1.水道管の老朽化の現状と耐震化について、2.六合赤岩温泉「長英の隠れ湯」の現状と今後についての2項目です。
〇水道管の老朽化の現状と耐震化について
では、最初の質問をさせていただきます。1.水道管の老朽化の現状と耐震化について、今年1月に発生した能登半島地震では、その影響から水道管の損傷による断水が長期化したことから、給水を求める住民の映像が今も記憶に新しいところです。一部報道によると、大部分の地域が復旧するまでに5か月を要したなど、各所で漏水が発生し、水道管の老朽化が深刻な問題として浮き彫りになっています。
これは、決して地震による被災地に限った問題ではなく、つい最近でも長野原町の大津地区では30から40世帯が影響を受け、広域の断水が発生いたしました。突然5日間も続いた断水に住民たちは大変なご苦労と不安、不便さを強いられたと思います。同町の上下水道課によると、漏水は複数箇所で発生しており、いずれも水道管の老朽化が原因と見られるということでした。
そこで、お聞きします。この7月、水道管の漏水のために長野原町の広域では5日間もの断水を余儀なくされました。この緊急時に中之条町は職員の派遣と給水支援を行っております。その支援内容と町が判断に至る事前の取決めがあったのかお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)それでは、山本修議員のご質問にお答えをさせていただきます。
7月に長野原町で発生をいたしました5日間に及ぶ断水における当町の支援内容につきましては、初日にペットボトル100ケース、2,400本を届け、要請のありました2トン給水タンク車2台を貸し出し、併せて職員を2日間派遣をいたしました。なお、断水解消後におきましては、有事に備えて数日間給水タンク車を貸し出しを行ったところでございます。
取決めにつきましては、水道部門としては群馬県水道災害相互応援協定に基づき、吾妻ブロック内で発生した場合には中之条町が調整役となり、支援を行う取決めがございます。
このたびの長野原町における非常事態への対応につきましては、相互応援協定にかかわらず、近隣町村としてできる支援を行いたいことから、さらに西吾妻福祉病院の受水槽への給水の必要性があったことから、私の判断により実施をさせていただいたものです。
なお、給水タンク車の対応に加え、断水期間中、六合地区における町の温泉施設につきましても、無料でご利用いただけるよう手配をさせていただきました。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)ありがとうございます。今回は、水道部門として群馬県水道災害相互応援協定に基づき、中之条町が調整役となり支援活動という取決めを決めてあったことの中で、中之条町は職員を派遣し、先頭に立って支援を行うということだけでなく、外丸町長の判断で近隣町村としてできる支援を行いたいという思いから積極的に職員と給水車を派遣したということ、理解させていただきます。
これは、私の感想でしたが、町長が答弁されたので、どうかなと思ったのですが、この地域はやっぱり主要な病院施設があったものですから、町長はすぐに病院のことが脳裏に浮かんだのではないかと思いましたので、非常に賢明な判断だったかなと思います。というのも、もう一度繰り返しますけれども、この大津地区には西吾妻地区の主要な拠点病院となる西吾妻福祉病院があります。断水の影響で病院の受水槽が枯渇するのを防ぐためのまさに人命に関わる非常事態に対応した給水支援だったと思います。災害に強い中之条町を掲げている外丸町政だけに、今回のような緊急事態であっても災害弱者を出さない防災意識への取組と広い地域ネットワークの助け合いの必要性を鑑みる中で、今後の中之条町の緊急防災の布石となり得るものを考えた上での今後につながる堅実な緊急対策だと私は思います。
そこで、お聞きいたします。もし中之条町でこのような長期間の断水が発生した場合、町内の支援体制はどのようになっているのか、また近隣町村との取決めはあるのかお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)もし中之条町でこういった事案が発生した場合ということでありますけれども、町内の支援体制といたしましては、令和5年6月29日に中之条管工事組合と災害時における復旧支援協力に関する協定書を締結し、災害時には応援をいただけることになっております。
また、先ほど申し上げましたが、群馬県水道災害相互応援協定に基づき、本町で発生した場合には東吾妻町が調整役となり、吾妻郡内、そして県内へと拡大し、さらには日本水道協会の支援として関東圏、または全国からの支援を受けられる体制となっております。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)ありがとうございます。町長の答弁によって、長野原町のときと同様に中之条町でも十分な支援体制が事前に整っているということを現在確認させていただきました。ここまでの体制が整っているということの中にあっても、それでも危惧されるのが現状、中之条町で同様の大規模な断水が発生する可能性があるかどうかということを非常に危惧いたしますが、その点をお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)中之条町におきまして、数日間に及ぶ大規模な断水が発生する可能性は極めて低いものと考えております。現状の埋設管路につきましては、台帳管理に基づく把握、管理を行っております。また、施設の稼働状況や水位変化、配水流量等につきましても日常的に点検を実施をしており、さらに施設を監視するシステムも導入しておるところでございます。よろしくお願いします。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)ただいま町長の答弁で数日間に及ぶ大規模な断水は生じないと考えていますと答弁されましたが、その答弁の裏打ち、または支えになっているのが日頃十分な漏水点検の実施、あるいは点検ができているからだというふうに考えますが、これまで漏水箇所や断水となり得る原因をどのような手段で、方法で発見しているのかお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)先ほど申し上げましたが、施設の稼働状況や水位変化、配水流量等の日常点検において発見する方法と施設の監視システムにより異常が通知されるもの、さらに町民の方々から通報により把握する場合がございます。町民からの通報では、道路からの湧出や水圧の減少など多岐にわたっております。施設の監視システムの詳細につきましては、企業課長より説明をさせていただきます。
〇議長(安原賢一)企業課長
〇企業課長(山田秀樹)企業課の山田です。そうしましたら、漏水につきましての発見につきまして説明をさせていただきます。
24時間365日、常に浄水場の情報が監視できるシステムによりパソコンやスマートフォンで状況が確認でき、浄水場の異常時にはスマートフォンに情報がメールで着信するシステムになっております。豪雨による停電、ゲリラ豪雨による水源の濁りなど、浄水場で警報が発報され、特に夜間に起こることが多く、対応している状況にあります。漏水発見につきましては、日々の管理において配水流量が増えてきた場合には、日中の調査だけではなく、深夜の使用の少ない静かな時間帯に漏水調査を行うこともあります。確認には、音聴棒やヘッドホン式の探知機を使って場所の特定を行い、後日修理を行っております。
以上でございます。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)ご丁寧な説明ありがとうございます。大変、24時間365日、気が許せない状態で点検整備されているということがよく分かりました。
しかし、そこで最も確認しておきたい重要なことがありまして、年間の漏水の頻度はどれぐらいなのか、ちょっとお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)年間の漏水頻度のお尋ねでありますけれども、給水管や配水本管の漏水につきましては、昨年度80件ほど発生をいたしております。この中で配水本管の突発的な漏水は3、4件で、修理を行う場合にはバルブ操作により断水をして修理を行うこととなります。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)ありがとうございます。ただいま外丸町長の答弁の中で年間およそ80か所の漏水を発見するということを伺いました。漏水の発生件数は、月ごとにたぶんばらつきがあるのだと思いますけど、単純に計算してみると月に7から8件で、平均週1ペースで発生しているような計算ができると思うのですが、私たちが想像している数字よりもはるかに多く、ごく身近に起きているというようなことを痛感させられました。漏水のチェックは、最終的には人間の力に頼るところが大きいと言いますが、そのため職員の方は24時間365日体制で昼も夜もなく現場に駆けつけ、確実に探し出して確認する作業を行っているとお聞きしました。まさに気が抜けない作業であるとも思います。
そこで、質問いたします。水道管の耐用年数は一般的に40年ほどと言われていますが、町内で40年を経過し、老朽化による水道管の布設替え工事が必要な範囲はどれぐらいなのかお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)40年以上経過した老朽管の割合でありますけれども、上水、簡水合わせましておよそ22%となっております。布設替え工事等の管路更新につきましては、過去の漏水の実績や今後の給水見込み、配水区域の見直し等を踏まえ、優先順位をつけて毎年計画的に実施をしていきたいと考えております。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)現在ニュースとか報道を拝見すると、かなり全国的に水道管の老朽化がめまぐるしくて、ある意味各自治体等これに苦慮しているような状況であるというふうな報道があるのですが、水道管の老朽化による大規模な断水はもちろん長野原町だけのケースではなくて、どこの自治体も明日は我が身でできるだけ早めに片付けたいぐらいの気持ちで取りかかっていらっしゃると思うのですが、しかし優先順位と費用がかなりかさむということで、布設替え工事に限界があり、それを順繰りにやっていますとまた40年過ぎる水道管がどんどん増えてきて、基本的には終わりがないような状況が今続いておりますが、そこでお聞きいたします。
能登半島地震の影響による大規模な断水は、復旧までの困難さが浮き彫りになると同時に水道管の耐震化が叫ばれるようになりました。報道発表によると、中之条町の基幹的な水道管の耐震適合率は31.0%(2022年度末時点)で全国的にはまだ低く、耐震化に対しての考え方はどうか、お聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)水道管の耐震化につきましては、老朽管の布設替えを行うことで耐震化が図られるものと考えております。先ほどの質問でお答えしたとおり、今後も計画的に老朽管の布設替え工事を実施していきたいと考えております。
過日東京でインフラメンテナンスという全国大会がありまして、各首長の会議がありまして、行ってまいりました。今後各市町村で将来的にこのインフラメンテナンス、道路、橋、そればかりではなく水道、下水、これのメンテナンスが非常に大きな自治体の負担になってくるであろうという、実際に熊本県のある町の係長さんのお話を聞かせていただいて、参加した首長さんたちはそうだよなと、これからも道路、橋、そればかりではなくてやっぱり生活のインフラメンテナンスということが非常に大切だと。特に水道、下水、こういうことについては今後しっかり計画的に考えていかなければならないだろうと、そんな意見交換もさせていただいたところでございます。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)丁寧なご説明ありがとうございます。先ほどニュース等で水道管の老朽化が報道されたということをお伝えしましたが、さらにここに来て南海トラフ地震の発生を踏まえた上で上下水道の強靱化についてもまた意見が出て考えるような形で報道されております。
そこでお聞きします。水道管の耐震化計画策定指針では、耐震化計画として耐震化対策と応急対策の2本柱を示していますが、耐震化とは水道管を新しくするだけではなく、バックアップ体制も必要となります。町のバックアップ体制の現状と推進状況はどうか、お聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)バックアップ体制としてのお尋ねでありますけれども、どこからでも水の供給ができるように連絡管の整備が必要と考えておりまして、今年度より3か年計画で整備を進めております大塚の水を三ノ原浄水場へ送水する計画もバックアップの強化の一つという観点から、大変重要な計画だと考えております。
以上です。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)この事業は、今年度から着工されるということで、大変期待しておりますし、今後中之条町にとっても大変有意義な工事になるというふうに思っております。この事業により災害時に強い体系を整えるとともに、水源の水不足に対し、安心安全な水の提供ができる上に浄水エリアの水質の違いを解消することも併せて行っていると理解しております。
では、最後の質問です。人工知能、AIを活用した点検などの合理化への将来的な取組及び考え方をお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)最近新聞にも記事として掲載されておりましたが、AIの活用は水道部門でも今後主流になっていくものと捉え、町といたしましても将来的な導入に向けて研究をしてまいりたいと考えております。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)これからは、重要な部分でAIが導入されてくるようなことが随所にあると思います。AIの活用により漏水調査のための人手不足の解消を手助けしたり、効果的に漏水を発見でき、時間の短縮につながることで経費の削減を進めたり、さらに情報の集約機能的に情報の必要な水道にはうってつけの考え方だということをここにご紹介して、近い将来導入されることを期待して、この質問を終わりにさせていただきます。
〇六合赤岩温泉「長英の隠れ湯」の現状と今後について
では、次の質問に移らせていただきます。2番.六合赤岩温泉「長英の隠れ湯」の現状と今後について質問させていただきます。かつては、地元の人たちが集い、地元の住民の憩いの場所でもあった赤岩温泉「長英の隠れ湯」ですが、令和4年11月に営業を休止してから間もなく2年になろうとしています。地元では、温泉施設の復活を望む声が未だ大きく、長英の隠れ湯の今後の方向性を示してほしいとの意見も多くあります。
そこで、お聞きします。令和4年11月で利用を停止している長英の隠れ湯の現状をお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)赤岩温泉「長英の隠れ湯」につきましては、令和3年3月頃から源泉の湯量が減少し、温度も低下してきたことから、令和4年11月20日で利用を停止し、源泉ポンプを引き上げ、温泉機能の低下の原因等の調査を実施をいたしました。調査の結果につきましては、湯量の減少は源泉井戸の詰まりや温泉の枯渇が原因と考えられるとのことであり、この調査の結果を踏まえて現在は休止しているところでございます。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)町長の答弁によりますと、温泉ポンプを引き上げ、温泉機能の原因調査の実施、この調査結果を踏まえて現在は休止しているとの答弁がありました。現在は温泉機能も停止しているということが分かったのですが、しかし過去には源泉温度が下がり、お湯のくみ上げ量も減っていたにもかかわらず、何とか令和4年11月まで営業していたという事実があります。
そこで、同施設の利用停止に至った経緯と理由についてお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)利用を停止している理由は、先ほどの答弁でも申し上げましたが、温泉機能の低下の原因等の調査を実施するために既にポンプを引き上げてしまっておりますので、温泉をくみ上げることはできません。地元の赤岩地区のみなさんには、令和4年度の調査結果を踏まえ、調査結果を説明し、今の状況では新たにポンプを設置し再稼働することは難しい旨を説明させていただいております。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)そもそも長英の隠れ湯は、かつて六合保健センター内にあり、ゆっくりできる温泉施設として観光客にも人気の温泉でありました。しかし、平成31年3月で休止を決め、その代わり約4,160万円をかけて現在の場所に新たな日帰り温泉施設として令和元年5月31日にリニューアルオープンをされました。ところが、わずか3年あまりで休止に至っています。
そこで、お聞きします。問題発生後、原因究明調査や復旧可否判断調査の方法と、調査の内容の詳細及び調査費用をお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)調査といたしましては、源泉井戸内においてカメラ撮影を行いながら確認を実施し、深度686メートル地点で降下不能となり、撮影を断念いたしました。また、温度計を使って源泉井戸内の温度を計測しましたが、ポンプの設置位置であります365メートルで45度ほどあり、最深部760メートル付近では70度を超える温度が確認されております。
今回の調査におきまして、劣化による源泉井戸の流入の悪化や温泉資源の枯渇として経年的な水位低下が考えられ、源泉井戸の構造上、これ以上深くにはポンプが設置できないことから、現状でくみ上げられる水位が限界に達したと言わざるを得ない状況であります。
なお、調査費用といたしましては、約640万円の費用が発生しております。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)町長の答弁によりますと、カメラ観察調査ということの特殊な調査で1回限りで約640万円というかなり高価な調査をされているということをお伺いしました。後にも先にもこれだけ高価ですと、カメラを入れた調査は1回だけで、とても続けてできるような状況ではないと思うのですが、このカメラ観察調査の内容としてお聞きしますと、カメラを源泉井戸の中に入れた調査が1日、温度計を入れた調査が2日間、トータル3日間の調査でほぼ結論に達したということになっております。
本来現在の源泉井戸に至っては、草津町が南部開発事業で温泉ハウス工事を実施し、その一環として平成4年度に8,700万円をかけて温泉ボーリングをしたものであるという記録が残っております。平成11年から六合保健センター内で長英の隠れ湯をオープンさせてからおよそ25年間、くみ上げポンプ交換は3度行ったものの、源泉井戸全体のメンテナンス作業は全く行っていないはずだといいます。
そこで、お聞きいたします。源泉の将来的な展望及び今後の調査継続の予定はどうか、お聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)調査により源泉井戸内の状態は、さきの質問で答弁させていただきましたが、源泉井戸の流入の悪化や温泉資源の枯渇として経年的な水位低下が考えられ、将来的な展望といたしましては非常に厳しい状況にあると言えます。
継続調査といたしまして、令和5年度に町が350メートルまで測定可能な温度計を購入し、温度が上昇しているか、水位が上昇しているかの調査とペットボトルを落下させた水位の反響による水位の変化を確認する調査を継続しているところでございます。令和5年12月、令和6年2月、令和6年6月、8月と4回の調査を実施しましたが、大きな変化はない状況でございます。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)これまで4回の調査を最近まで実施されているということが答弁で分かりましたが、現在に至っても源泉の回復兆候は見られないということから、カメラ観察調査終了後も職員が自ら温度計やペットボトルを駆使して水位調査を続けています。源泉の復活は地元住民だけでなく、調査を担当する職員も同様に源泉の復活を願いながら地道な継続調査を続けておるとお聞きいたします。
そこで、地元住民が熱望する温泉施設の再度の可能性と今後どのような展開を考えているかをお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)温泉施設の再開の可能性といたしましては、現在の状況では非常に厳しいと考えておりますが、引き続き継続調査を実施をして地元とも協議を進めていく中で検討していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
〇議長(安原賢一)3番、山本さん
〇3番(山本 修)再三答弁していただいた、カメラ観察調査の結果からも現状は非常に厳しい状況にあるということ、町長からの答弁で十分伝わってきております。しかし、地元の住民にとってはこれまでどおりみんなが集える温泉施設の再開を願い、待ち続けているのも事実です。そろそろ外丸町長の英断の下、確実な源泉の確保と温泉施設の再開を検討していただきたいという要望をいたしまして、私の一般質問を終了させていただきます。どうもありがとうございました。