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令和6年3月定例会議 一般質問(関常明議員) 

ページID:0008572 更新日:2024年4月22日更新 印刷ページ表示

07 10番 関常明議員 令和6年3月定例会議一般質問

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予算について

〇10番(関 常明)大変ご苦労さまでございます。議長の許可をいただきましたので、通告に沿って質問させていただきますというところなのですが、最初に予算について何点か基本的な考え方をお聞かせ願いたいというふうに思っていたのですが、町長から午前中に非常に公約について熱い話がありまして、それはもちろん予算に絡むことだというふうに思っています。

 それから、同僚議員にも同様の答弁がありまして、予算については理解をしたというふうに思っております。予算の日程については、みなさんにご案内のように昨日説明がありました。それで、予算書と併せて資料も出されているということでございます。これを各委員会で議論をして、深度化をするという中身でございます。それなので、3点について通告をしたのですが、そのへんについては、先ほど申し上げましたように理解をしたと、大丈夫かと言われるかもしれないのですが、そういうことで進めさせていただきたいと思います。ただ、予算額として100億円、前年度もほぼ同額ということで、そういうことで大きい変化はないのかなという、数字ですから、当たり前なのですが、そういう理解をしています。外丸町政がぶつかるかどうかというのは将来の話ですので、分かりませんが、厳格な予算を組むことって必ず出てくると思うのです。これは3年先なのか、5年先なのか、あるいはもっと先なのかということは分かりませんが、10億20億という単位で減額をしていかなければならない状況も生まれてくるというのは想定ができます。そういった中で、今国も一緒なのですが、ヒアリングをして、予算を組んでいくという方法だと、前年同様に近い数字が出てきて、もちろんこれは首長、国だと総理なのでしょうが、リーダーシップ発揮すれば、そのへんはそんなことはないのですが、でもそのへんのところについて現状を、減額予算を……現町長は分かりませんが、そのへんのことについてちょっと感じている部分があるとすれば、お話をいただければというふうに思うのです。俺らは死んでしまった後だという話をすると怒られるかもしれないのですが、非常に大切な問題かなというふうに思うので、予算、これから増えることはまずないということになろうかというふうに思うので、そのへんのところをお話をしていただければというふうに思うのですが、よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)関議員の質問にお答えさせていただきます。

 今回の一般質問で、来年度にわたる予算、あるいは目玉はどうかとかいろいろなご質問いただきました。関議員からご質問のように、今回も令和5年度、令和6年度を比べますと、8,000万円の減額とさせていただきましたけれども、中之条町、これから非常に人口が減っていく状況にありますので、税収の落ち込み、あるいは国から来る補助金等の減額等も予想されます。あわせて、中之条町、非常に公共施設を多く持っております。今回もツインプラザ、あるいは文化会館、それから小学校や総合体育館等の施設の修繕、これが恐らく今後は大きく重くのしかかってくるのが予想されると思います。そういった中ですので、やはり町民のみなさんに向けて、目線で使う予算というのも本当に必要だと思いますけれども、公共施設の修繕、あるいは使わなくなったものの解体等も増えてくると思います。そういったことを見据えて、将来的にはやはり予算を縮減していくような状況が来るのかなと、こんなふうに思っておりますけれども、そういったことを踏まえて、これから少しずつそういった準備をしていかなければならないというふうに感じております。なかなかお答えになっていないかもしれませんけれども、将来的な予算については、これから増えていくということよりもいかにこの予算を縮小しながら、あるいはそういう適正な施設管理をしながら、町民の方に予算を振り分けていくということを主眼に置いていくのはやっぱり大きな仕事ではないかと、こんなふうに思っております。

 以上です。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)予算について触れていただきました。これ、中之条だけの課題ではなくて、日本中の地方の課題でもあるかなという。むしろ国の課題でもあるかなという感じもするのですが、いずれにしてもそのへんは全部一体のものでつながっているものですから、これからも予算、そういうことで、これからもご審議をよろしくお願いしたいというふうに思います。

 

ふるさと移住・定住事業について

 通告の2番目なのですが、ふるさと移住・定住事業ということで、これ国の施策なのでしょう。中之条独自というよりもそのへんに基本的には乗っかっているという話になろうかなというふうに思うのですが、当町もご多分に漏れず、人口減少問題の問題が前面に出てきているという話かなというふうに思うのです。これ、移住をしていただいて失敗をする、失敗するというのは人間関係でいろいろトラブルが起きて、帰ってしまうとかいろいろな話も聞いています。聞いていますが、まず今までの事業、昔からの実績というか、どういうふうな人数になって、どんな感じになっているのかというのをお聞かせいただければというふうに思うのですが。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)移住定住についての実績はというお尋ねであります。移住定住における実績につきましては、令和6年1月末時点におきまして、移住件数473件、移住人数740人でございます。東京での移住相談会に、令和5年度3回参加いたしまして、延べ37件の相談を受け、うち3組が現地案内を希望され、うち1組が移住希望という状況でございます。

 関議員のおっしゃるように、中之条町も近年移住者が増えておりまして、ビエンナーレ関係の移住、あるいは六合の花の移住も本当に増えてきております。そういった中で、中之条町も移住者を受け入れる、そういったことに対しまして、これからしっかりと支援体制を考えていく必要もあるのかなと思いますので、議員の方、ご意見をいただければと、このように思っております。よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)非常にデリケートな問題も出てくるというふうに思います。町長おっしゃるように、六合のエリアに今行っている人たちは早々仲間も問題も含めて、心配はないのかなという感じもします。それ分かりませんけれども。だから、そういう輪を広げるのも一つだというふうに思うのですが、都会に出ていった、いわゆるUターン、それからIターンと、いろいろ言うらしいですが、そういう人たち、純粋にそういう人達が増えるのも一つの方策かなというふうに思います。みなさん議論しているように、空き家対策なんかと結びつけながら進めていくのかなというふうに思うのですが、このへんの人数の把握の中での考え方の基準というか、うちのほうの近所にも外国の方が見えています。

 それから、退職した人たちがおじいちゃんの家を直して、来ているというようなこともあるのですが、そういうことも非常に大切、町に来てくれるわけですから、大切な話なのだというふうに思うのですが、そのへんをカウントする上での基準というのはあるとすれば教えていただきたいのですが。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)カウントとしての基準ということか分かりませんけれども、その基準、これについては純粋な意味での移住者とのことでありますが、町としては移住・定住コーディネーターのサポートによりまして、移住や転入時アンケートなどから、別の地域から移住された方を把握させていただいて、移住者としておるところでございます。

 また、基準とのことでございますけれども、移住者の把握方法といたしましては、国、県における移住者数調査要綱における移住者の定義に準じているところでございます。中之条町も移住コーディネーターをお願いしておるものですから、その方々が移住を希望される方々と十分な連携、あるいは相談をさせていただいての移住というふうになっておりますので、よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)回帰センターというのだそうですが、東京ですね、受入れというか、説明というか、そういう機関があるみたいですが、それで店を広げたからといって、いきなり中之条を選んでいただけるという話にはなかなかならないのは当たり前な話だというふうに思います。

 先ほども町長のほうから話があったのですが、上毛新聞の記事でも群馬県、非常に評価が高いというようなことも新聞報道されています。新聞報道されているのですが、これイコール中之条というふうな話には当然ならないわけですし、立地条件ですよね、車の問題だとか、あるいは電車の問題だとか交通機関の問題、さらには気候条件の問題、そんなことも非常に大きな要素になるのかなというふうに思うのですが、これ増やして、町民のみなさん、できれば中之条のよさを再発見をしていただいて、移住をしていただくというのがベストだというふうに思うのですが、今後の見通し等ありましたら、お願いします。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)移住定住者の今後の見通しはというお尋ねであります。町の移住者の動向につきましては、令和2年度以降増加傾向にございます。新型コロナウイルス感染症発生によりまして、生活様式の変化などから、都心から地方へ移住する若い世代も増えてきております。中古住宅や新規住宅取得の補助金も増加の傾向にあります。人口増加への転換は大変難しいところでありますけれども、移住・定住事業を継続し、人口減少の緩和や地域になじんでいただき、新しい力となって、地域活性化につながるという共創のまちづくりを推進してまいりたいと思います。

 先ほど来お話がありました回帰センターについては何回か訪問させていただいておるのですけれども、上毛新聞で群馬県が第2位という報道がされました。北関東が、移住者にとって非常に人気があるのだという話は、回帰センターのお話を聞かせていただきました。47都道府県全部そのブースがあるのですけれども、先ほど言ったように、ポイントはというと、やはり自然の中で子育てをしっかりしていきたい、その支援があり、そしてまた仕事ができて、ゆったりとした生活環境の中で暮らしていきたいというようなことがあるのだそうです。だからといって、今関議員のおっしゃるように、全部が全部中之条ということでありませんけれども、中之条にはやはり六合地区なんかでは、自然、あるいは産業遺産等、非常に観光でも豊かな財産を持っていますので、そういったことだとか、中之条なんかもビエンナーレだとか、まち5だとかいろいろありますけれども、そういったもので中之条町の魅力をやはり町外にPRしていく、これがやっぱり必要なのではないかなと思いますので、せっかく群馬県が第2位になっていますので、中之条もそこの中でなるべく中之条をPRできるような、そういった活動をしていければと、このように考えております。よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)さっきから同じ話をしているのですが、立地の問題、非常にでかいかなというふうに思っています。特に道路、あるいは新幹線ということで選択をしてくる人達もいるということがあります。純粋に山の生活をするという人も一部いらっしゃるのでしょうけれども、やっぱりそれだけだと限界があるかなという、育った年代、年次もありますので、なかなか大変かなというふうに思うので、できれば町内の、町長、さっき言っているようにいろんな意味での整備をきちんとやっていくということが回り回ってそこに行くのかなという気もしますので、ちょっと抽象的な話になるのですが、基本的にやることはやるということかなというふうに思います。

 たぶん町長の一番の優先課題というのは、お話の中で子育て支援だというふうに思うのですが、そのへんはもっとアピールをしていく必要があるかなというふうに思っています。昨今、前橋市長選挙で、女性の市長誕生しましたよね。彼女もやっぱり一番の売りは子育て支援ということで、話を聞くと、中之条のほうが進んでいますけれども、そういうことでアピールをしていくということもあるので、総合戦略でよろしくお願いをしたいというふうに思っています。

 

ふるさと納税について

 そういうことで次に進みます。次は、ふるさと納税について。時節柄、割とストレートに分かりやすい税収が上がったりするものでございますので、やっぱりこれ非常に大切にしていかなければいけないというふうに思っています。都市部の納税者のほうも、これは納税者というよりも首長さんですよね、俺のとこ減るぞという話に当然なるわけですから、なかなか将来的にはという問題もあるかというふうに思うのですが、税収、最初に始めた当初は相当な額になっていたということなのですが、税収、なかなか伸びていない年もあるというふうに思うのですが、そのへんの原因ですよね、そのへん、原因分析していればお話をしてください。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)ふるさと納税が伸びていない、そういった年度もある、この原因はというようなお尋ねであります。ふるさと納税における税額が伸びない原因でございますが、従前から返礼品割合の見直し、地場産品基準の厳格化等によるものと新型コロナウイルス感染症の蔓延時期における外出自粛や制限に伴うもの等が主な原因であろうと考えております。

 返礼品につきましては、返礼品割合が5割から3割になったことや、感謝券にて交換できる地場産品基準が厳格化されております。新型コロナウイルス感染症の蔓延時期におきましては、外出自粛等の制限により、感謝券を返礼品としている当町への寄附や訪問を控え、地場産品を返礼品にしている他の自治体に寄附をされる方が増えてしまったということが大きな原因であろうと推察をされます。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)国があっち見たりこっち見たりしているのかというのは分かりませんが、制度の問題もなかなか厳しくなったりしているという現状があるというふうに思うのですが、今この問題は担当課の課長と話したのですが、「おまえ、この前やったじゃない。この話したぞ」というふうに言われるのですが、これは予算の時期ですから、さっき言ったのですが、非常に大切な税収の問題だということもあるので、またしつこく話をさせていただいているのですが、制度の問題も含めて、対策があれば、考えていることがあればお話しください。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)総務省より、自治体間における運用上の格差等を是正することを目的として、度重なる制度改正が行われております。本町は、制度運用当初より感謝券を発行して、その対応をしてまいりました。ふるさと納税による寄附額は町の重要な歳入予算となっておりまして、感謝券による町内循環により、消費喚起を最優先とし、ご寄附をいただいた原資を町外に放出させない手段として対応してまいったところでございます。

 現在感謝券以外の地場産品の取扱いができますよう準備をしておりまして、今後も地場産品基準に適合し、ふるさと納税の指定継続を念頭に施策の検討、情報収集等を強化をさせていただき、国の動向を注視しつつ、制度に適合した途切れない対策に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)先ほどもちょっと触れていただいたのですが、この悩ましい話になるかなというふうに思うのですが、返礼品、牛がいたり、魚が捕れたりしたら、いいことになるのでしょうが、コンニャク玉、なかなかそのまま送るという話には当然ならないわけですので、返礼品についてお考えがあれば触れていただきたいというふうに思うのですが。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)返礼品につきましては、国が定める基準を満たしたものが地場産品として返礼品に該当いたします。その基準が年々厳しく、取消しについても厳格化されてきております。現行の感謝券、お礼の電力のほか、新たに農産物等の地場産品を順次追加予定でありまして、総務省に申請していく予定でございます。よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)カタログを見て選んでいただいているという側面もありますので、返礼品がどのくらいの価値というか、選んでいただけるほうの価値になるのかなというのはちょっと分かりませんが。でも、来ていただくという前提条件で、最初設定をしたアイデアは非常にすばらしいかなというふうに思っていますので、これはこれでこのまま続けていければ、役所のほう、役所というのは国ですが、そこからいちゃもんがなるべくつかないようにということでやっていくのかなというふうに思っています。そういうことで、ふるさと納税についてはそんなことになろうかなというふうに思っています。

 

山の上庭園について

 次に進ませていただきます。山の上庭園の話をさせていただきたいというふうに思うのですが、2月、3月と、随分雪が降って、暖冬なのでしょうけれども、質問するので、申し訳ないので、見に行こうかということで、休園中なのですが、ちょっと行ってきました。エーデルワイスは当然雪の中だったのですが、施設長の方と話ができました。1つには、これちょっと通告してあるかという話もちょっとあるのですが、当初はガーデンズと山の上庭園セットで宣伝をして売っていたというような記憶があるのですが、これ管理体制、後でまた委員会の中ではちょっとお話ができると思うのですが、課の統廃合ですね、になると、これは事業が一段落ついたから、課で必要ないというのは、それはそれでいいと思うのです。ただ、山の上庭園とガーデンズはやっぱり一緒にセットで考えていたほうがいいのかなという、これは私が思うだけで、みなさんどうなのかというのがちょっと分からないですが、アドバイスの先生も、むしろそこよりは山の上庭園のほうが好きだよというようなこともおっしゃって、それはまたちょっと高度な知識があるから、そうなるのでしょうけれども、全員が全員そうなるかというのはまた別な問題なのですが、そういうことで山の上庭園、やっぱり一緒に大事にしていくということは町民みんな思っているというふうに思うので、取りあえず山の上庭園、現状どうなっているかというお話をしていただければというふうに思うのですが。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)山の上庭園の現状でありますけれども、議員行っていただいたということで、大変ありがとうございます。

 標高1,000メートルを超える地の利を生かし、ナチュラルガーデンを中心として整備しており、高山植物や宿根草など200種を超えるハーブなどを生育し、より自然的な園内整備に心がけております。

 施設内は、ドライフラワー関連や花に関する商品など、近隣でも充実した売店になっております。また、リースづくり、ハーバリウム体験など、来園者が体験できる事業にも取り組んでおります。近年、ドライフラワー事業を積極的に推進しているところでありまして、六合地区の冷涼な気候の下、栽培されている宿根草、山野草など180種類を超える切り花が出荷されております。全国でも珍しい地域となっておりまして、花卉栽培農家のご協力をいただき、ドライフラワー用に切り花を提供していただいております。中之条ガーデンズとの、もちろん連携した花のまちづくり推進をしているところでございます。

 議員お尋ねのように、ガーデンズと一緒の管轄を分けるのかという話でありますけれども、ガーデンズそのものが今年間10万人訪れていただいております。グランドオープンして4年目、正式に言わせれば、令和7年度はもう5年目を迎えるわけであります。そこにいる職員が山の上庭園との管理をするのが事業的に大変だと、六合地区の、逆に言わせますと、山の上庭園は六合地区の管轄の中でやったほうが小回りが利いて、非常に迅速な対応ができると、しかも今度ドライフラワー事業を、あそこは重点的に入れておりますので、そこへ合わせて移住された農家の方も増えていますから、あそこのところはやっぱり六合地区の振興課のほうでやったほうが活動がスムーズにいくというようなお話を受けて、今回ガーデンズと山の上を今回分けると、これは現場サイドのお話を聞いた中で、山の上の場合はこのドライフラワーを非常に力を入れていますので、実際この間ガーデンズには、私週に1回行っているのですけれども、そこの所へ行った時に、都会の方がドライフラワーをお求めになるお話がちょくちょく来るのだそうです。そうすると、今山の上はブラッシュアップして、ドライフラワーに力を入れていますので、やっぱりそことの連携を取りながら、私も山の上庭園に行ったときに、あそこだけで売っているのもいいのですけれども、つむじだとか、それからガーデンズで売ってくれよという話をしたら、つむじに置いてあるとやっぱり売れるのだそうです。ですので、ここのところはやはり事業的に今積極的に挑戦的な戦略を持っていますから、ガーデンズはガーデンズで、例えばブルガリアとの連携の中で今回もやりますけれども、それから議会からも要望のあったバーベキュー棟含めた多目的、そういった戦略の中で、六合地区のその山の上はその感覚が今ドライフラワーとか市場開拓に非常に力を入れていますので、非常に事業が大きくなってきて、戦略的にやっぱり分けたほうがいいだろうという観点の中で今回そういう観光的なもので考えさせていただきました。よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)管理も含めた運用のことについてはおっしゃるとおりかなというふうに思うのですが、宣伝だとか商品の紹介だとか、花についてですけれども、確かに性格が随分違いますよね。我々、イングリッシュガーデンというのはちょっと理解できないと言うと怒られるので、話するなというお話になるのでしょうけれども、我々のイメージだと、マリーゴールドが咲いて、パンジーが咲いて、ディズニーランドの庭みたいなのが、まあ花だなという、そういう認識があるのかなというふうに思うのですが、いずれにしてもあそこを売り出すというのは、山の上庭園の話ですよね。売り出すというのは非常にコアな人たちですよね、どっちにしても。そんなにあそこで収益が上がるというようなことではなくて、そういうことを文化として考えている町だよというのを売り出すということかなというふうに思うので、ちょっと山の上庭園に乗り遅れてしまうと、宣伝という意味ですよ、ちょっとあれかなというのでお話をさせていただいたので、ご検討いただければというふうに思います。そういうことで現状山の上庭園、具体的に何か考えている戦略、考えていることがあればお話をいただければというふうに思うのですが。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)先ほどもご答弁させていただきましたけれども、山の上庭園に関しましては、やはり六合の花が一昨年でしたっけ、1億6,000万の売上げが市場であったということを踏まえて、生の花でなくて、やっぱりドライフラワーでストックができる、そうすると市場、あるいは販路もまた違ってくるということから、昨年ドライフラワーに力を入れるのだということで、地域の六合の方々が積極的に取り組んでいただいておるところであります。ですので、あそこでそのドライフラワーを生かしたような事業展開、あるいは六合の200種類もあるという花の販売だとか、あそこの中で六合の山野草が咲いているものを六合の地域の人はドライフラワーにしたり、あるいは生花で売っているのだということで、戦略的に攻めていくのではないかなと、そんなふうに思っています。で、特に今六合の花が市場で非常に人気があります。これは、実は私、上京した時にもそんな話をさせていただいたら、六合の花は非常に人気があると、ドライフラワーも女性の方なんかは求めたいというお話をいただいております。東京のほうでもそういう人気があるのだなということがありますので、今度販売店等も含めて、ドライフラワーの販路拡大、これも今六合の方々は考えておるようでありますので、そういった戦略で、議員おっしゃるように、PRはしていかなければいけないので、このPRはやっぱり力を入れていかなければいけないのかなと、こんな考え方の中であそこの運営をしていければと、こんなふうに思っています。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)施設の責任者の方、それから職員というか、出ている方とちょっと話をしてきたのですが、ドライフラワー、あそこで……今休館中ですので、中で売っているわけではないのですが、本当にドライフラワーがメインだなというふうに思うのですが、行ってみて、やっぱり裏の山を見ていただくというのもきちんと対応していただければありがたいかなと、価値があるのでしょう。イギリスの人たちも、日本人もそういう意味では盆栽というような歴史的なこともあるわけで、我々がこんなことを言って申し訳ないのですが、あれを理解するというのはなかなか勉強が要るかなというふうに思うのですが、いずれにしてもそういうアピールというのは非常に大切だなというふうに思っていますので、そのへんも踏まえて考えていただければというふうに思います。

 続けて、議長、いいですか。

〇議長(安原賢一)はい。

(何事か言う声あり)

〇10番(関 常明)何。

(「いい時間でしょうか」の声)

〇10番(関 常明)時間。

〇議長(安原賢一)いや、続けてどうぞ。

〇10番(関 常明)すみません。30分というのは通告をしたもので、時間だという話をされて。

 

観光ボランティアについて

 中之条の駅に、待合室の西側の隅に観光ボランティアの方がいるのですが、ここ御存じのように歴史のある会で、前任の会長さん、なかなか怖い人で、御存じだと思うのですが、あの人が存命の時は、結構中之条の観光事業ということを側面からですけれども、リードして、人を集めて会合開いてというようなこともされていたような方だったのですが、残念ながら亡くなってしまいました。その後、なかなか大変だなと思ったら、継続ができているというようなのを、私も時々電車に乗りますので、1日いるわけではないのですが、お見かけをしています。そういうことで、予算書を見ると、若干補助金が出ているというようなことで、町でお願いしている部分もあるのだろうなというふうに思うのですが、町としての位置づけというか、ボランティアの方に対しての位置づけというのをちょっとお話をしていただければというふうに思うのです。観光地なんか行って、観光ボランティアという人達がいると話を聞いたりするのですよ。そうすると、やっぱり純粋なボランティアではないですよね。それどこだと言うと、問題があるかもしれないので、あれなのですが、はっきり言うと、お金が出ていたりというようなところもあるみたいですね。けれども、中之条の場合は純粋なボランティアでやって、厳しく勉強なんかもしてやっているというようなことで、町民のみなさんもなかなか知っている人、駅近付かない人、車の町ですから、中之条は。駅近付かない人はちょっと気づかないで、いつもずっと一日中いるわけではないから、分からないこともあるかもしれないのだけれども、町としての位置づけというか、それをお話をしていただければというふうに思うのですが。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)もう既に議員御承知だと思うのですけれども、「中之条観光ガイドボランティアの会」の前身は「中之条観光ガイドボランティアセンター」でありまして、四万、沢渡へご宿泊されるお客様の町なかへの集客を目指して、平成15年に設立された任意団体でございます。中之条駅に拠点を置いて日々活動いただいており、電車の待ち時間を利用し、徒歩で町なかを散策する手助けとなる観光ガイドを養成するところからスタートし、現在では町なかに限らず町内全域にわたり、名所、旧跡をご案内し、旅の思い出づくりを応援すべく活躍をいただいております。中之条駅に年中無休で待機されて、必要に応じてご案内をされ、また駅待合室内において、写真や絵画を展示するなどの「駅前ギャラリー」を年間を通して開催し、電車を待つお客さんを楽しませているところでございます。本当にありがたく思っていますし、ガイドのみなさんが真にボランティアとして活動いただいておることにただただ感謝をしているところであります。

 あそこのボランティアのみなさんは、中之条においでになる特急も草津・四万と名前が変わりまして、東京方面からおいでになるお客さんが非常に多うございます。ということは、あそこからまたお帰りになるということなので、ガイドボランティアのみなさんの存在というのは、町にとって非常にありがたい、大きな存在だと思っておりますので、確かに行ってみますと、私もたまには行くのですけれども、高齢化されたり、時間が長いので、大変だと思いますけれども、これからのまちづくりにも本当に大きな力添えになるというふうに考えておりますので、また連携を取りながら観光の振興に努めていければと、このように考えております。よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)今お話があったように、駅に詰めているということで、名称も草津・四万ということで、中之条の名前も入っているということで、実はですけれども、電車の料金が値上げになっています。全車指定になります。いいかげんにしてくれと思ったのですが、自由席がありません。それはどっちでもいい話なので。いずれにしても町の方針だとか町の観光箇所だとかということで、町の関係各所と打ち合わせをしていく必要があるというふうに思っているのですが、町としてそのへんの受入れ体制、あるいは何をしているのかというようなこともお話をしていただければというふうに思います。

 中之条の駅にエスカレーターがついていますよね。

(「エレベーターです」の声)

〇10番(関 常明)エレベーターですね。俺、エスカレーターって言っていた。

(「はい」の声)

〇10番(関 常明)ごめんなさい。駅のあの種の施設というのは、乗降人員で造るのです。中之条につくはずがない時から、実はあるのです。利用者の方がどのくらいいるかというのもあるのですが。そういうことにあのボランティアの人達と町の人達が鉄道に対してちゃんと目を向けているということで、そういう意味での貢献度も物すごく高いかなというふうな理解はしていいのではないかなというふうに思っています。そういうこともあるのでご紹介もしていますが、いずれにしても町との連携を図ったというお答えをいただきたいというふうに思います。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)町と連携を取っていってもらいたいというご提案もありましたが、町との連携につきましては、町の観光協会等は必要に応じて情報交換を行っており、特に今年度においては綿密な打ち合わせを行い、ビエンナーレ日帰りバスツアーなどを開催したとのことであります。現在は、JR東日本高崎支社が主催の中之条駅周辺を歩いて楽しむ「駅からハイキング」の企画において、観光協会や吾妻中央高校と共に連携をし、中之条町の魅力発信に向けてご尽力をいただいておると聞いております。

 観光資源を活用し、中之条町がさらに発展していくためには、観光の最前線で活躍される「中之条観光ガイドボランティアの会」のみなさんの存在が、先ほども申し上げましたけれども、本当に大きなものであります。今後も連携を深め、地域の活性化並びに観光振興に努めていきたいと考えておりますので、ぜひ議員のほうもいろんな面でご指導いただければと、このように考えております。よろしくお願いします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)そういうことで、ボランティアですので、金銭的な問題というのは基本的に発生をしないということもあろうかというふうに思うのですが、もう既にやって、行われていたら申し訳ないのですが、少し洋服とかユニフォームとか簡単なものでいいと思うのですが、帽子とか、着ていただいて、そうすれば意識が高まるというようなこともあるので、そのへんも予算の中にちょっと将来的に組み込んでいただければというふうに思うので、お願いをしておきます。

〇議長(安原賢一)町長

〇町長(外丸茂樹)確かあそこにおられるガイドの方、帽子とか薄いヤッケ的なものを着て、目立つようにしていらっしゃるような気がするので、また確認もしてみますけれども、そんなことはたしか見たような気がします。

〇議長(安原賢一)10番、関さん

〇10番(関 常明)そういうことで申し訳ないのですが、10分オーバーしましたが……

(「12分」の声)

〇10番(関 常明)12分だそうです。申し訳なかったのですが、そういうことで私の質問を終わりにします。ありがとうございました。


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