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04 5番 山田みどり議員 令和7年12月定例会議一般質問
〇5番(山田みどり)それでは、通告に従いまして一般質問を行います。私は、2つ項目を掲げております。1つ、公共施設トイレに生理用品の配置を。2つ目に、職員、教職員の働き方について質問をいたします。
生理に関することについて、女性の負担軽減、それによって社会を形成する一員としてジェンダーについても深めていただければというような質問になります。生理用品をトイレに設置して欲しいという質問は以前にも行いました。女性の多くが生理によって悩みやストレスを抱えています。少しでも女性の負担を減らし、共に社会を構築する一員として、ジェンダーの違いを乗り越えていく必要が重要であると考えます。社会の中では、いまだに生理用品を持ち歩くのは女性のたしなみで、当然女性が負担するものだという根強い考えがあります。果たして本当に女性が負うべき負担なのか、社会によって押しつけられた価値観ではないのかと私は考えます。
これまで町内施設のトイレに生理用ナプキンを設置した事例はあるか、またその期間、総数など、詳細なことが分かれば答弁を願います。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)それでは、山田みどり議員のご質問にお答えをさせていただきます。
以前にも生理に伴う負担軽減対策の趣旨から、生理用品の設置の必要性につきましてご質問をいただきました。町でも検討する中で、災害時用の備蓄品である生理用品が更新時であったため、有効活用も含めて役場庁舎1階のトイレや保健センターに設置をさせていただいた他、学校にも配布をさせていただきました。試行的ではありましたので、庁舎においては現在は設置しておりませんが、一定の効果はあったと聞いております。常時ではございませんが、同様に取組を継続するなどし、今後も検証をしていきたいと考えております。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)防災備蓄品の更新時に設置していただいたということで、半年ほどだったかと思うのですけれども、一定使っていただいたこともあるということで、保健センターですとか、役場庁舎内の状況も聞き取りさせていただきました。やはり必要な時に当然そこにある、これトイレットペーパーがなかったら非常に大変ですよね。やっぱりトイレットペーパーと同様に当然トイレにあるということが私は必要ではないかというふうに考えています。
防災備蓄品の更新時ということでしたけれども、予算的にもそんなに多額な物でもないですし、高額な物でもないですし、数としてもそんなに多くの物を置くわけではないので、ぜひ今後検討していただいて、その効果ですとか、使用していただいた方々の声なんかも聞いていただければというふうに考えています。ぜひこのへんのところは検討いただければと思います。
それでは、学校現場においての状況ですけれども、今現在は保健室対応となっていると思います。この備蓄品も保健室のほうに置いていただいているというふうに認識しておりますけれども、その状況、また児童生徒からの声などは聞いているかどうか、質問させていただきます。よろしくお願いします。
〇議長(安原賢一)教育長
〇教育長(山口暁夫)それでは、山田みどり議員の質問にお答えいたします。
まず、不特定多数の児童生徒が使用する学校のトイレに、誰もが自由に使うことができる生理用品を置くことは、衛生面での心配や発育の違いによる不安などを助長してしまうおそれがあり、小中学生の発達段階では合わないとの見解から、現在もトイレには配置しておりません。
また、養護教諭から渡すことで中学校では生理周期や生理痛などについて相談する機会にもなることから、生徒が安心できる場面もあるようです。生理用品が保健室で受け取れることについて、小学校では4年生の初経に関する指導の際や、5年生の高原学校前に養護教諭から女子児童へ周知しております。中学校では、女子トイレの個室の壁面に月経に関して心配なことや困ったことの相談、生理用品が必要な場合は気軽に保健室を訪ねるよう掲示がされております。昨年度、生理用品を必要として保健室を訪れた管下の児童生徒は、小学校で7件、中学校で31件となっております。
ご質問の保健室対応に対する児童生徒からの意見等についてアンケートや投書箱の設置などを実施したことはございませんが、特段今でも児童生徒や保護者からも意見や要望はないとのことです。
以上でございます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)答弁いただきましたけれども、学校トイレに置くということは衛生面から心配だという、発育の違いによっての不安などの助長もあるというようなことも答弁されましたけれども、衛生面というふうに言ってしまうと、ではトイレットペーパーは衛生面としてどうなのか、ずっと設置されているわけですけれども。それから、生理用ナプキンってフィルムにくるまれていますし、実際に使う物はカバーされているわけなので、開かない限りは衛生面としての心配というのは、私はないのではないかなというふうに思います。
こういった問題で今各公共施設なんかは、そういった自動で出てくる、名前を忘れてしまいましたけれども、県の施設ですとか、あと学校の中でもそういうトイレで生理用ナプキンが無料で取れるというものがあるので、そういうことの設置なんかもぜひ検討していただければと思います。
学校での保健指導の目的で保健室対応をずっと続けているということですけれども、そのことについては必要な指導であるというふうな認識はしています。しかし、それは初潮ですとか、初めての生理ですとかの方の対応だとか、また相談したいという場合には非常に有効的であると思うのですけれども、そうでない時もあると思うのです。すぐに必要なのに、生理になってしまったというときに、わざわざ1階の保健室まで行かなくてはならない。保健室に行ってもほかの児童生徒さんがいるかもしれないところに行って、保健室に先生ナプキンを下さいともらいに行かなくてはならない。これ児童や生徒の心理的負担というのは非常に大きいのではないかなというふうに考えるわけです。かえってこれが子どもの尊厳を傷つける可能性があるのではないでしょうか。そういうことを踏まえても、ぜひこのところの教育長の見解をお聞かせいただければと思うのですけれども、いかがでしょうか。
〇議長(安原賢一)教育長
〇教育長(山口暁夫)衛生面についての関係については、また今後検討してまいりたいと思います。
子ども達の保健室へ取りにいくという中で、そこに他の子ども達がいたら、そういうときに言い出せるかどうかという心理的不安、負担というようなこともあると思いますけれども、そのへんのところでそれがどうにか払拭できるような対応等をまた考えていければというふうに思いますし、また中之条小学校、中之条中学校においては保健室に養護教諭が1名ずつおりますし、また養護教諭の補助が1名ずつ配置しておりますので、複数配置になっておりますので、そのへんのところでぜひそういうような心理的負担がないような対策は取っていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)子ども達の尊厳を傷つけないためにも、ぜひそういった心理的な負担がないように検討していただきたいというふうに思います。
女性の体がなぜそうした周期で生理が来るのかとか、そういったことを保健指導の目的で女子生徒に行っていると思いますけれども、男子生徒についてはどのように伝えているのでしょうか、質問します。
〇議長(安原賢一)教育長
〇教育長(山口暁夫)女性における初経などの性教育に関して、学校でどのような指導がなされているかということですけれども、まず学校における性に関する指導については、体育課や保健体育課の教科で実施する内容と、特別活動として実施する内容があります。学習指導要領では、小学校3年生から行うことが定められております。初経や精通などに関しては、小学校4年生で行われる体の発育、発達の中で、男女分けることなく全員で学習しております。しかし、生理に対する具体的な手当や処置の方法など、内容によっては男女別々に指導が行われております。中学校では、改めて生理に関する内容を取り上げた指導は行われてはおりませんが、性に関する指導については、全ての学年において男女分けることなく行われていると、こういう状況でございます。
以上でございます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)保健指導として、今4年生の学年から分けずにこういったことを知る機会として授業を行っているという答弁がありましたけれども、保健指導としての性教育というのは、私は早い段階で学ぶ必要があると考えています。セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス&ライツ、性と生殖に関する健康と権利ですけれども、自分の性の自認ですとか、また子どもを持つことや持たないこと、自分自身が決定できることです。そのためには避妊の方法であったりだとか、不妊治療について知ること、生殖器のがんや感染症の予防、治療について知ることが大切であると、こういうことも産婦人科学会でも推進委員会が置かれております。こうした点を見ても、包括的性教育というのは必要であって、年齢に応じた段階的な、4年生に区切っていますけれども、アメリカ、欧米などでは非常に早い段階で年齢に応じて、もちろん必要な段階があると思いますので、教育が必要であると。そのところを学ぶ機会がないままに、センシティブな内容であるとして触れる機会が少ないままだと、違った認識だとか、思い込みで理解したつもりになってしまう。今はインターネットの環境も非常にありますから、子ども達がそういうことを情報収集するということが可能になっています。これは、正しい情報であればいいですけれども、フェイクとか、そういったうその情報というのが非常に蔓延しているような状況の中で、やっぱり子ども達がしっかりとした知識を持つということは、正しい情報を持つということは非常に大事であるというふうに思います。こういった互いの違いを認め、共に支え合う心を育むことが、男女とのそういった社会を形成する相互理解につながると考えます。
また、この目的は子ども自身が自分が大切であると認識することにあると思っています。学校現場での対応については、このことも踏まえてぜひ今後検討していただきまして、生理に関すること、非常に本当に悩んでいるお子さんとか生徒さんいらっしゃると思いますので、ぜひこういったことも正しい認識の中で知識をしっかりとつけていただいて、生理の困ったときにそういうふうにいつでも使える、トイレに設置してあるという安心感を持たせていただければというふうに思います。今後検討していただきたいというふうに思います。
続いて、ジェンダーギャップ解消のために女性が働きやすい環境をつくることが必要だと思いますが、町長の見解をぜひお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)ジェンダーギャップについてのお尋ねをいただきました。男女共同参画局が公表している男女共同参画に関する国際的な指数によりますと、日本のジェンダーギャップ指数は148か国中で118位のようで、教育や健康の値は世界トップクラスである反面、政治や経済の値は低いという結果でございます。特に経済という点では、同一労働における賃金の男女格差や、管理的職業従事者の男女比などが含まれると思われますので、そういった点では日本ではまだまだ男女格差が分野においては生じていると言えるのではないかと考えております。
当町では、法令に基づいた給与や服務体系を原則としておりますので、基本的には男女格差はないと考えておりますが、管理的職業従事者、役場で言えば管理職になるわけですが、女性の管理職、課長、次長、所長は現在6名ございます。男性に比較すると少ないということになります。ただし、女性職員の場合は、保健師、看護師、栄養士及び保育士など専門職の割合が多いため、管理職的な役職が限定されてしまうという点がございます。あわせて、職務上、体力的なことや危険度、夜間勤務が必要などの理由により、男女で差異が生じる部署もございます。一方で、男女を問わず管理職を望まない働き方を選択する職員もおりますので、単に数字だけにこだわるのではなく、周囲の職員の理解や配慮が促される組織づくりが理想であると考えております。
人口減少に直面する中で、貴重な労働力であり、現に各方面での女性の活躍が経済全体の活性化につながっておりますので、官民問わず女性が働きやすい職場づくりに努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)ご答弁いただきましたけれども、やはりジェンダーギャップでいいますと、なかなか女性が活躍するにはまだまだ困難な場面が多いのかなというふうに考えます。職務的に女性が多い職場というのが、ばらつきがあるというのは私も認識しております。やはり女性がそういうふうに活躍、いろんな各課で活躍できるということが本来は非常に大事ではないかなというふうに思いますので、働きやすい職場づくり、環境づくりというのをぜひ進めていっていただきたいというふうに考えます。
男女格差が生じている現状で、解消に向けてどのように考えていくのかというのは、管理職に従事されている方は特に認識を新たにしていただきたいと考えていますけれども、特に今回質問では生理に関して質問をしておりますけれども、労基法68条で、生理日の就業に著しく困難な女性が休暇を請求した時に、その者を生理日に就業させてはならないというふうにされています。現状ではこうした生理休暇というのが取れているのかどうか、現状をお聞かせください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)生理休暇の取得状況についてのお尋ねでございます。女性が働きやすい職場体系を確保するため、生理休暇等に限らず、制度的に措置されている物につきましては、可能な限りその対応に努めております。ただし、他の制度と異なり、生理休暇に関して申し上げれば、女性職員に対し周知はされているものと考えておりますが、取得者数は少数でございます。議員おっしゃるように、女性職員がちゅうちょすることなく、ごく普通にこういった休暇を取得できる環境づくりも、女性が働きやすい職場体制の確保の一環だと考えておりますので、職員間の理解や協力体制を図っていく必要性を強く感じております。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)実際に労基法で定められていますけれども、この生理休暇というのを実際に取れている方、本当に少ない、すごく少ないのです。これ中之条だけではなくて、全国的にも非常に少ないということを調べました。そういう結果がありました。
やっぱり取りづらい環境にあるというのは、やっぱり私は生理ですって宣言して休むようなもので、非常に女性からしたら、何でそんなことを宣言して出さなければいけないのだろうと、これは先ほども言った尊厳というか、そういうところを踏まえても非常に取りづらい、今の取る仕組みというか、取りづらい状況になっているのです。これを変えていただきたいというふうに思うのです。
これも産科学会の中の動画の中にありましたけれども、今民間の企業では生理休暇という文言をヘルス休暇というふうに変えて、これ女性だけではなくて、男性も非常にしんどい時があったりだとか、大変な時がある。男女問わずヘルス休暇という形で休暇を取るというような、そういうことも進めているところもあります。民間ではそういうこともやっているということなので、自治体の中でそれがどういうふうになっていくかはあれですけれども、検討していただきたいと思うのですけれども、やっぱりこういう環境を一つ一つ変えていって、みなさんが本当に気持ちよく働ける環境づくりというのが今後大事なのではないのかなというふうに思いますので、ぜひ検討いただければというふうに思います。
次の質問に移ります。公共施設におけるトイレの数についてですけれども、トイレの男女比について。女性はトイレに行列が生じていることが報道され、政府が設置基準について格差を是正するとしています。町内の施設のトイレの状況についてどのようになっているか、答弁ください。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)公共施設におけるトイレの数についてでございますけれども、主な町所有の施設のトイレ数でございますが、庁舎や文化施設、観光施設や体育施設などで、来客者が多い施設やイベントなどでの利用頻度の高い施設で申し上げますと、まず役場でございます。保健センターは除きますが、5か所、六合支所が3か所、ツインプラザが5か所、バイテック文化ホールが6か所、ふるさと交流センターつむじが1か所、道の駅霊山たけやまが4か所、道の駅六合が1か所、中之条ガーデンズが12か所、花楽の里が1か所、総合体育館が1か所でございます。
ご指摘のように、町のイベント等で女性のトイレが混雑している様子を目にする機会もございます。トイレの構造上、男性トイレでは小便器の数も多く、そういう意味では短時間で済ませられるため、混雑しにくいかもしれません。特に大規模なイベントでは、必要に応じて仮設トイレを準備をする場合もございますが、女性の場合は仮設トイレを敬遠し、常設トイレを利用したいという心情的なこともありますので、配慮は必要だというふうに認識をいたしております。
〇5番(山田みどり)公共施設におけるトイレの数について答弁をいただきました。女性トイレの滞在時間というのは、男女で比べましても非常に長く、圧倒的に数が現状不足しているというのは明らかだと思います。トイレの状況を聞き取りしていますと、高齢者はやっぱりしゃがむという、和式トイレが非常に使いづらいということで、使用を避けることもあるということで、庁舎の3階、先ほどトイレ入ると、和式はみんな避けて洋式だけが埋まっているような状況だったので、やっぱり数ももちろん見直しを必要とするのですけれども、多くの方が集まる施設でのトイレに関しては、ぜひ和式トイレの所も検討いただければというふうに思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)先ほど答弁をさせていただきましたけれども、各施設におきまして男性用、女性用トイレを問わず、和式トイレが併設されているのが現状でございます。例えば役場庁舎では、今山田議員おっしゃったように和式トイレがございますし、過去にはトイレを更新する際に、和式トイレを残して欲しいという要望もあったと聞いておりますけれども、時代とともにトイレ事情も変化し、また来庁者も洋式トイレを利用される方も多いというふうに感じております。施設によっては構造的な事情も勘案する必要がありますし、また予算などの必要もありますので、早急に全部ということはできませんけれども、やはり順次そういう要望についてもお応えしなければならないと思いますし、故障や更新時に合わせて対応していければと、こんなふうにも考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)多くのイベントとかでたくさんの方が集まるトイレに関しては、トイレの増設ですとか、洋式化ということも必要になってくるかなと思います。ただ、既存の施設でそれを洋式化したりだとか、数を増やすとなると本当に大規模な工事を伴うこともあります。配管の所もやっていかなければいけないとなると、ちょっと工事費がかなりかさんでしまうこともありますので、十分検討をいただいて、更新時に検討していただくということですけれども、合わせていただければというふうに思います。
あわせまして、学校のトイレの状況についても、今どのようになっているか、お聞かせいただけますか。
〇議長(安原賢一)教育長
〇教育長(山口暁夫)お答えします。
各小中学校の児童生徒が使用するトイレの大便器の設置数についてお答えします。まず、中之条小学校には9か所に67基が設置されており、うち62基、92.5%が洋式化されております。次に、六合小学校は5か所に19基設置され、うち15基、78.9%が洋式化されております。次に、中之条中学校には11か所65基設置され、全て洋式化されております。最後に、六合中学校には3か所に6基設置され、全て洋式化されております。
以上でございます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)学校の状況も併せて答弁いただきました。学校はほとんど洋式化されているということで、一部感染症のこともありまして、保健師の方のアドバイスもあって和式を残しているということもお聞きしておりますけれども、今後子ども達の使用状況ですとか、それを併せて更新時に、これも更新時ですけれども、検討いただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。
先ほどからトイレにまつわる、生理用品のことも含めてですけれども、質問をさせていただきましたけれども、やはり女性という性によって負担が生じていたりだとか、お困りごとがあったりだとか、それがなかなか社会の中に、また男性に理解されていないというところで、やっぱり社会がしっかりとそういうところを認識して、共に社会をつくっていく一員として、ぜひそういった負担軽減も含めて広い視野で質問させていただきましたけれども、検討いただければというふうに思います。
先ほど私が言葉が出てこなかったのですけれども、県庁の所の公共施設に置いてあるのが、オイテルという箱形の生理用品、ナプキンが自動に取れるものですので、ぜひ検討をいただければというふうに思います。
では、次の質問に移りたいと思います。町の人口減少の課題に対しては様々な策を講じて、デジタル推進や交流人口、関係人口の増加を図っております。町の事業や課題というのは非常に増加しています。事業を執行するにあたっては多くの職員の力によって成り立っていると思います。職員のみなさんの頑張りによるもので、本当にここ最近では多くの町民に親しまれているビエンナーレですとか、これから日曜日に行われますまちなか5時間リレーマラソンですとか、また中之条ガーデンズの催しなど、多岐にわたる行事に多くの職員のみなさんが時間外、もしくは休日などで出役していただいて、非常に事業を盛り上げて成功に導いていっていただいているというふうに思います。出役している現状、今どのくらいの職員のみなさんがそれに関して出られているかという状況をお聞かせいただければというふうに思います。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)議員もご承知のとおり、当町では年間を通じて多くのイベント等を開催してございます。特に大規模なイベントにつきましては、地域の方や関係団体のみなさまなど、多くのボランティアの方にもお手伝いをいただいております。職員につきましても、課の枠を越えて応援をする場合もございますし、事業によっては各課に職員の人数を割り振りし、協力をお願いする場合もございます。
大規模な行事を例に挙げますと、先ほど議員もご指摘いただきました本年度開催をいたしましたビエンナーレでは、土日、祝日、平日を問わず、期間中主な会場に各課から職員の協力をお願いしておりますし、同様に今月7日に行われますまちなか5時間リレーマラソンでも多くの職員に協力を依頼しております。その他、ガーデンズでは繁忙期のバラのシーズンや産業文化祭などでも駐車場係など職員の出役を依頼している状況でございます。
以上です。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)職員のみなさん、そしてボランティアのみなさんなくしては本当にできないというふうに思います。本当にありがたいことだなというふうに常々思っているところでございますけれども、そういった状況の中で、しかし慢性的な人手不足というのが、今どこの所でも言われておりますけれども、職員がそのことによって負担が生じて、事業によっては職員の負担が非常に多く生じているのではないかなというふうに思うのですけれども、負担軽減に関しては見直しが必要ではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)先ほど答弁させていただいたとおり、大規模なイベント等では課の枠を越えた協力体制について理解し合いながら、職員一丸となって取り組んでおりますが、そのイベントを所管する課や係の職員はどうしても業務量が多くなってしまいます。また、大規模なイベントではなく担当課内で完結するような行事であっても、休日の開催が中心となるので、業務量の増加が生じております。
一方で、イベントなどの行事に限らず、通常業務であっても大きな制度改正や突発的な事務事業など、業務量が増大する場合もございます。慢性的な人手不足は、各課からのヒアリング等で把握に努めておりますけれども、定数管理や人件費の抑制など、相対的に捉える必要もございますし、事務事業の見直しも安易に行われるものではないため、課題があるのは現実でございます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)事業をするにあたって、やっぱり人件費の抑制というのでしょうか、そういう人件費が財政の多くを占めていることから、抑制させるためには職員に頼らざるを得ないというのが事情であるということは非常に分かります。確認しました。
しかし、また多く出ているボランティアのみなさんというものと、職員というのは非常に違う役割がありまして、ボランティアは社会に貢献するために自発的に活動しているということ、また公務員は国民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、職務遂行のために全力を挙げ、これを専念しなければならないというふうにされております。自発的なもと職務としての違いがあって、そこには職員の中で当然行われなければならないという職務としての負担というのがあるのではないかというふうに懸念があります。各課に与えられた業務以外にこうした出役が増加してしまいますと、通常の業務にも支障が出ないかなというふうに考えます。もちろん簡単に事業を無くすとか、そういうことはできませんし、今ある事業、みなさんに楽しんでいただきたいとか、経済的な効果が非常にあるとか、いろいろな相乗効果がたくさんある中での事業ですので、そこのところはいろいろ見直しの部分としては負担の軽減を図っていただければというふうに思います。ぜひこのへんのところを検討いただければというふうに思いますが、町長、いかがでしょうか。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)山田議員おっしゃるように、中之条町の職員のみなさんは本当によくいろいろな業務に精力的に取り組んでいただいております。その負担も大きいなというふうには常々感じております。そういった中で会計年度任用職員のみなさんを採用したりして、負担軽減を図っておるのですけれども、やはり町民のみなさんの満足度向上、こういったこともやっぱり考えて行かなければならないということになりますと、非常に正職員に掛かる負担が大きくなってくる、これは実際現状でありますので、そういったことも事務的、あるいはイベント的なものも勘案しながら、職員採用、あるいは会計年度任用職員の方の採用等も考えながら、少しでも負担軽減をしながらでも町民のみなさんの負託にこたえられるような、そういった業務遂行をしていきたいと、このように考えております。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)ぜひ軽減をしていただきますよう考えていただければと思います。
今様々な職業がある中で、それでも公務員を選択して公務員として働いて、役場で働いていらっしゃる職員のみなさんがやっぱり長く続けていただいて、やりがいを持って勤めていただくよう、業務量だとか、職員の配置も含めて、今後ぜひいろいろなところで配慮いただければというふうに思います。
続いてですけれども、今度は教職員の休憩時間についての質問をさせていただきたいと思います。9月議会の中で、教職員の働き方について質問をさせていただきました。労働時間の超過の改善とか、時間外を減らすなど、業務負担を軽減するための取組を聞かせていただきました。今回は、教職員の休憩時間が十分に確保されているかどうか、今現状についてお聞かせいただければと思います。
〇議長(安原賢一)教育長
〇教育長(山口暁夫)お答えします。
教員の勤務時間は1日7時間45分であるため、労働基準法の定めにより、少なくとも45分の休憩時間を与えなければならないとされております。各学校ごとに休憩時間を決めており、例えば中之条小学校では、学級担任を受け持っている教員は13時40分から14時の20分と、16時10分から16時35分の25分の2回に分けて取っております。中之条中学校では、給食指導を行う教員は13時10分から13時30分の20分と、16時05分から16時30分の25分の2回に分けて45分の休憩時間が設定されております。
このように休憩時間は決められておりますが、現実的には子ども達が学校にいる間は子ども達と一緒に活動したり、学校内に教職員が休憩できる場所がなく、職員室の机で休憩せざるを得ないことから、結果的に子ども達への指導や様々な資料の作成、行事や授業の準備などを行っている様子も見られます。
以上でございます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)ご答弁いただきましたけれども、1日7時間45分ということですけれども、休憩時間45分と今聞きまして、あくまでこれは労基法によるもので答弁されていると思うのですけれども、現状はもっと長い時間学校に滞在されて勤務されているのではないのかなというふうに思うのです。これは文科省の勤務実態調査集計では、週の平均時間というのが50時間は約ですけれども、平均で超えていると。1日の平均時間というのが10時間が一番多くなっているというのが現状です。
こういうことからも、中之条だけはそんなことはなく7時間45分ですということはないと思うのです。実際、私も学校での様子を見させてもらうと、かなり長い時間学校に滞在されて、子ども達に向き合って先生がおられるということで、実際のところはこういうふうに教育長も答弁されましたけれども、休みを2回に分けないとしっかり取れないという現状にあります。これはやっぱり労基法に合わせても非常にまずい状態なのではないかなというふうに思うのですけれども、これ改善に向けてというのは、どのようにすればしっかり休憩が取れるようになるのかというのは、教育長、どのようにお考えでしょうか。
〇議長(安原賢一)教育長
〇教育長(山口暁夫)2回に分けて45分ということですけれども、全員の職員が45分間一斉に休憩時間を取ったとすると、その間に子ども達は誰が見るのかというような状況が生まれてきます。その時に何かが起こった時に、私たちは休憩時間ですというふうに誰も行かないというと、管理職が行くしかないというような状況が生まれてきます。そのため、2回に分けて半分は子ども達が見られるように、半分は休憩してくださいと。また逆の場合もあると思うのですけれども、そんな状況で2つに分けて休憩時間が、県内の学校ほとんどそうだと思いますけれども、そんなふうにして取られているというような状況であります。一応そんなところで、形上は45分は取っているというようなのが現実であるというふうに私は認識しております。
以上でございます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)非常に答えるのにあれだと思うのですけれども、もちろん一斉に休憩取るということは難しいと思います。学校の教育現場上はそういう事はできないというのは十分承知しているのですけれども、45分の休憩ですらそういうふうに回数を分けて取らざるを得ない現状であるというところで、休憩時間と言いながら、実質は25分とかというふうに分けてやっていても、生徒が来たりだとか、何かあればそれにすぐ対応しなければいけないということで、休めた気には全然なれないですよね。
同じ公務員でも、役場の職員さんはお昼になればその持ち場から離れてお昼休憩取って、職場から離れることもできる。でも、学校の教職員のみなさんは学校から離れることもできないわけです。それで、そういうような状況の休みを取らなければいけないという、こういう現状は変えていくためには、十分に取るためには職員の配置、定数、これをやっぱり見直していくということが、私は十分休みを取るにあたっては必要だと思うのです。これは、もちろん町ができることではないです。県の配置基準もありますし、これは国に対しても求めていかなければいけないのですけれども、圧倒的に人手不足という部分では、職員の配置、定数に関して見直しが必要だということを国に対しても改善に向けて求めていく必要があると思いますが、教育長、いかがでしょうか。
〇議長(安原賢一)教育長
〇教育長(山口暁夫)山田議員のおっしゃるとおり、職員の数が多ければ多いほど学校にはゆとりができて、子ども達を一人一人見られたり、また教育の向上も図られるのかなと、そんなふうに思います。おっしゃるとおり県、または国が配置しますので、町一町村が県費と同じ先生方を増やすというのは非常に難しいところがあるのかなと、そんなふうに思います。
そんな中で、給特法なんかも改善されて、一律4%から5%へ、5年後には10%へというような流れになっていますけれども、給特法が出来たもともとは教員の仕事の特殊性というようなのがあって、一般の公務員と違うというようなところで給特法が成立されたのだと、そんなふうに理解をしております。そんな中でも、そこにちょっと手は、つなげてはいるのですけれども、その中でもやっぱりそれが果たして本当にうまくいくかどうかというようなのは、まだやってみないと分からないし、疑問な点も多々あるのかなと、そんなふうに思います。何とか職員の数が増えるよう要望はしますけれども、かなり厳しい状況かなというふうに、基準が決められておりますので、そんなことをご承知いただければというふうに思います。
以上でございます。
〇議長(安原賢一)5番、山田さん
〇5番(山田みどり)ぜひ教育長には様々な所でそういった発言をしていただきまして、本当に現場で働く教職員のみなさんの日頃の大変さも十分に承知されているというふうに思います。
9月の議会でも申し上げましたけれども、やっぱり教員の成り手が非常に少なくなっている。やっぱりそういう現場を一つ一つ変えていく、給特法もそうですけれども、変えていく。数字だけ変えただけでは現状の大変さというのは変わらないのです。なので、ぜひそういうもともとの根本の原因、いろいろなものをやっぱりしっかり見つめて改善していくことが必要であるかなというふうに思いますので、ぜひいろいろな所への働きかけを求めまして、私の質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。