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03 10番 関常明議員 令和6年12月定例会議一般質問
〇10番(関 常明)議長のお許しをいただきましたので、私のほうからは3点について質問させていただきたいというふうに思っております。
〇会計年度任用職員について
1点目は、会計年度任用職員についてということで、昨今コロナを境に労働環境だとか、労働条件だとかというのは非常に変わっているというふうに思っています。年金の関係なんかも含めて、働かなければならない高齢者の方もいらっしゃるというようなこともあるし、最近の若い人たちが転職に対する考え方が非常に変化をしていると。分かりやすく言うと、どんどん辞めてしまうというようなこともあって、私たちが若い頃とちょっと似てるのかなというふうに思っています。いずれにしても、その労働環境を含めた働き方というのは過渡期なのかなというふうに思っております。
先日ある会社でちょっと話をしていましたら、たまたま県の職員の方がみえまして、県よくなるよねと、新聞報道も行っているよねという話をして、やっぱりそのへんは注目をしています。その中にあって、やっぱり役場の職員というのは、地域のみなさんも含めてそのへん非常に注目をしているということがあるのかなという感じがしています。いずれにしても、最初に言ったように労働条件改善をしていく方向でないと、なかなか大変なのかなというふうに思っております。そういうことで、町のみなさん注目の中でのということになります。
賃金については、若干制度の改正がありまして、手当も含めてちょっと若干変わったというようなことがありますが、雇用条件についてはどういうことなのかなということも含めてちょっとお答えをいただきたいというふうに思っております。全職員に対しての割合、人数等も含めてですけれども、それとあとはどこの部署で働いていただいているのかというのも非常に大切かなというふうに思っていますので、そのへんのところから答弁をお願いいたします。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)それでは、関常明議員のご質問にお答えをさせていただきます。
会計年度職員についてのお尋ねというふうにご理解させていただきまして、どこの部署が多いかとのお尋ねでありますけれども、単純に比較はできませんけれども、単に数字上で申し上げれば、施設の性格から中之条ガーデンズや保育所においては、会計年度職員の方々が人数が多くなってございます。また、ふるさと交流センターつむじ、それから霊山たけやま、花楽の里などの観光施設におきましても、会計年度職員の方々が多く、管理運営をお願いしているのが現状でございます。よろしくお願います。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)お話しをいただきました。保育所の話も出ていますが、保育所は私の所管ですので、後でいろいろ含めてお話ができたらなというふうに思っていますので、教育長、よろしくお願いします。
いろいろな事業所ができた経緯だとか、歴史だとかというのがあるので、一概にちょっと話ができないというお答えでいいのかなというふうに思います。ただ、方向的にはこの問題は非常に大きい問題なので、かつ中之条町は残念ながらほかの市町村に比べると数が多いというようなことも聞いております。町民のみなさんから見れば、どの方が任用職員で、どの方が正職員なのかというのはもう全然関係なくて、全員同じに当然見るわけで、仕事の責任の度合いとかというのもあるのですが、いずれにしても今同一労働同一賃金という話がされていますよね。これ非常に政治的に国がたぶん言い出した、時の総理大臣が言いだしたのかは分かりません。なので、中身については非常に曖昧な部分もあるし、分かりづらい部分もあるということで、同一労働同一賃金は基本的にはあり得ないというふうには思うのですが、町の判断としてそういう観点から見ていかなければならないというようなこともあるというふうに思うので、そのへんの観点から見て問題があるかどうかというお答えをいただきたいというふうに思います。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)同一労働同一賃金に問題はあるのかというようなお話でございますけれども、職務を遂行するに当たり、正規職員でなければできない業務もあれば、会計年度職員と連携しながら実施している業務もございます。もちろん会計年度職員に任せている業務もございますが、いずれにいたしましても、各部署、各施設において貴重な戦力でございます。会計年度職員の処遇につきましては、可能な限り制度にのっとった運用となるよう今後も努めてまいりたいと考えております。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)そういうこと、お答えをいただいたとおりだというふうに思うので、できればそういう方向でやっていただければというふうに思います。
今後の方向性として、先ほど人数の話をちょっとさせていただいたのですが、人数は変動があって大きくなったり少なかったりするというのは承知をしていますので、ただそのへんが多いというのはちょっとやっぱり問題かなというふうに思うのだけれども、今後の方向性として、やっぱり職員を増やす、振り替えるというような言い方をしたほうがいいかな。そういう方向性で任用職員の方の数は減らすべきだというふうに思うのですが、そのへんはいかがでしょう。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)会計年度職員の今後の方向性、減らすべきではないかというお尋ねをいただきました。他の市町村と比較した場合は人数が多いかもしれませんが、当町は面積が広く、よく申し上げますが、群馬県で4番目に広い面積を有する町でございますので、そしてまた多くの施設がございます。一部の施設を除き、直営により管理運営を行っております。施設の数や施設の運営方法も自治体ごとで異なっておりますので、単に人数だけでの比較はできませんし、実際に人数を削減すればシフト面や施設管理等に支障が出てまいります。議員がおっしゃるように削減を検討していく場合は、既存施設について、例えば業務委託や指定管理など運営形態の見直しと並行して検討をしていくことが課題であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)働いてるみなさん、士気に関わる問題だというふうに思うのですが、職員に登用すると、職員化をするという方向性は検討がされているのかどうなのかというふうに思います。外国の例だと40歳から先生になるというような例も、例えば今年齢制限があって、職員については何歳何歳というのがあると思うのですが、いずれにしても働いている人たちでやっぱり職員化を、職員になりたいという希望の方もいらっしゃるというふうに思うのです。そういう意味で、職員化をする方向性というのは、町としてどうお考えかという話をしていただければというふうに思います。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)職員化の方向性というお尋ねをいただきましたけれども、町の制度として、会計年度職員から常勤職員の任用替えというものは特段ございません。常勤職員を希望される場合は、町で実施する採用試験を受けていただくことになりますが、会計年度任用職員の中にはフルタイム、パートタイムを問わず、諸事情により会計年度職員のままを希望している方も多くいらっしゃいます。それぞれに合った多様な働き方があると考えております。
なお、参考までに過去にも会計年度職員から採用試験にチャレンジし、正規職員となって活躍をいただいている職員は一般職や専門職を問わずにおりますので、今後も希望される方は応募の上、受験をしていただければありがたいと考えております。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)また同じ話をちょっとさせていただくのですが、今の時代だとやっぱり年齢制限、何歳までですよというのがありますよね。そのへんのところがやっぱり壁になって、職員化になれないというようなこともありますので、他業種からいろんな能力を持った方が希望するような場合、即戦力になるということもあるのかなという感じがしますので、その採用年齢、要するに応募者のみなさんの年齢制限、それはちょっと考えてもいい時期なのかなというふうに思いますので、それは検討していただければというふうに思います。
〇有害鳥獣について
有害鳥獣のことについて通告をしました。これ結構回数何度も有害鳥獣については質問を同僚議員がやっています。前回もたしか同僚議員が質問しているというようなこともあります。ただ、今シカが非常に問題になっているという話を聞いてますので、まずそれは中身としていいのですが、この間ちょっとある会社で話をしていたら、杉を食うのだそうです、シカは。もちろん生えてきたやつも食ってしまうのだけれども、例えば苗木で、これから植えるというのを置いておくようなやつも食ってしまうのだそうです。結構増えていますので、そのへんの事情が、ああ、それ知らなかったというのがあったのですが、そんなことをちょっと頭に浮かんだものですから、この質問ちょっとしつこいようで申し訳ないのですが、やらせていただきました。
現状の被害の報告等について、これもしつこいぐらい聞いているので、みなさんも聞いているし、申し訳ないのだけれども、ちょっとご披露いただければというふうに思います。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)関議員のおっしゃるように、私も実は今から25年ぐらい前ですから、静岡のほうへ議員で視察をさせていただくときに、やはりそこの町村でも植えたヒノキ、杉が植えたてですぐ食べられてしまって、非常に食害に遭って困るというような実例ももう既にその地区では25年前にも発生していたようでございます。
中之条町においての有害鳥獣の被害金額につきましては、毎年県に報告をしておりますけれども、令和5年度における被害金額は1,193万円でありまして、前年度より13%増加している状況でございます。有害鳥獣の被害は、農作物を収穫前に食べてしまう食害だけではなく、田畑の踏み荒らしや掘り起こしのほか、タヌキ等の小動物が屋根裏や物置に進入し、ふんをするふん害も発生しております。議員お尋ねの新しい被害等はございませんけれども、現在のところはそういう状況でございます。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)この問題は、新聞報道等でもされていますが、北海道でちょっと訴訟事件にもなっているような、それは後でまた話をしますが、いずれにしても町として鳥獣被害防止計画というのが策定をされています。俺も知らなかったのですが、ちょっと調べさせてもらって、ちゃんと計画を立ててやっているのだなという理解をしたのですが、まずこれについての報告をちょっとしていただければなというふうに思うのですが。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)鳥獣被害防止計画についてご報告をということですが、町では令和4年度に中之条町鳥獣被害防止計画を作成しております。計画期間は、令和5年度から令和7年度の3か年でございます。当計画には令和7年度の数値目標があり、被害金額を約485万円としております。この目標数値には鳥類の被害金額は含まれておりません。令和5年度の鳥類を除いた被害金額はおよそ1,068万円でありますので、令和7年度末までにはさらに半分以上減少させなければ、目標に達しません。そのため、より一層の被害防止策を講じる必要がございます。
また、令和5年度の捕獲頭数でございますが、イノシシ296頭、サル104匹、シカ257頭、クマ78頭、小動物229匹の捕獲実績であり、イノシシ、シカはおおむね捕獲計画数に近い数字でございます。よろしくお願いします。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)まず、数のお話をしていただいたのですが、多いのか、少ないのかってちょっとよく分かりませんが、いずれにしてもこの計画にのっとってやっていただく、粛々とやっていただくのかなという感じがします。
いろいろ問題が日本中からいうとあります。新聞報道でクマの問題について随分インターネットだとか、直接市町村に、クマかわいそうだから殺すなとかという話も行くというような話も聞いています。いずれにしても、その最前線に立っている非常にお世話になっている捕獲隊のみなさんのことについては、町民のみなさんにもアピールをしながら頑張っていただきたいというふうなことでいいのかなというふうに思うのですが、捕獲隊について少し説明をいただいて、人数等も分かればお話しいただければというふうに思うのですが。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)捕獲隊の今の状況ということでありますけれども、本年9月の定例議会においても答弁させていただきましたので、重複する箇所もございますけれども、当町では鳥獣害対策体制の充実を図るため、狩猟関係者だけでなく、区長会や森林組合等とも構成する鳥獣被害対策協議会を組織してございます。当協議会におきましては、国庫補助事業を活用し、わなや追い払い資材等を捉え、有害鳥獣対策に役立てております。
また、有害鳥獣の捕獲、駆除活動は、当協議会の組織の中にあり、狩猟免許の所有者が組織する鳥獣被害対策実施隊にお願いしておりますので、議員のおっしゃる捕獲隊はこちらに当たるのではないかと思います。実施隊の年齢構成につきましては、令和6年11月27日現在で、現在88名の隊員がいらっしゃいます。70歳以上が47名で半数以上を占めております。令和5年度は、新規隊員が4名おりまして、20代が1名、40代が1名、50代が1名、70代が1名でございます。また、令和6年度の直近の状況でございますが、新規隊員2名の加入がございました。うち1名が20代、40代が1名という状況にございます。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)隣接の市町村にちょっと行かせていただいて、見させていただいたり、行かせていただいたりしているのですが、これは当町だけではなくて、やっぱりこれあらゆる全分野だというふうに思うのですが、これらの問題というのはこれ否めないかなというふうに思っています。
それも先ほどからちょっと話が出ていますが、特効薬はありませんし、そこに目が向く人というのはそんなに多くはないのかなという気もしますので、町としては全力でサポートをしていただいて、できるだけストレスがないような形で業務を遂行していただければと思います。よろしくお願いをいたします。
〇吾妻線について
最後の質問をちょっとさせていただきます。通告の仕方がちょっと悪かったので、吾妻線関連ということで通告をさせていただきました。今問題になっている長野原草津口から大前間、問題になっていますね、今。いろいろ協議が始まっているようでございます。その問題と吾妻線全体の問題というのは一緒の問題だというふうに思います。いずれ当町もああいう形で提案されて、まず想定でものを言うとまずいのですが、まず特急がなくなって、その次、線全体でどうするのだという話が必ず、それがいつだというのはちょっと分かりませんが、そういう話になると思います。
会社もJR会社ですが、なかなかしたたかな問題と言うと怒られるかな。あの区間、しっぽというか、一番最後の区間が赤字で困っているよという表現をするのだけれども、実は吾妻線として運用している区間というのは、吾妻線は渋川から先なのですが、列車の運用としては高崎から出ていますよね。高崎で乗車の時点では立っているような状況も結構あります。渋川で大体降ります。中之条でも降りると、先はあまりいなくなります。通勤で使える人たちって限られているのです。列車の時間があるから当たり前の話なのですが、官公庁のみなさんだとかということで、ぴりっと帰れる人はそれで利用できるのですが、ほかのちょっと残業だよというような仕事、業務にあたっている人たちって、列車の通勤できませんので、そういう諸事情いろいろあって、これから先、乗車人員が伸びるということはあんまり考えづらいです。町長もご承知のように一番影響が出るのは学生のみなさんかなというふうに思っています。
そういうことで、トータルで吾妻線の問題というのはこれから考えていただいて、それから今協議がされている廃止にするか、それとも存続するかという話なのですが、国交省としては2つの検討会というのを立ち上げるのだそうです。地方のローカル線に関しては。鉄道事業者と地域の協働による地域モビリティの刷新に関する検討会、それから地域の公共交通を考えるということで、アフターコロナに向けた地域交通のリデザインの有識者検討会ということで、ここから提言が上がってくるということになるらしいです。それを含めて、存続するなり、廃止をするなりということをやるということでございます。
かつて国鉄が民営化をされたというときも、実は政府としてはきちんと法整備をして、何か起こってもというのは、地域から反対運動が起きるとか、そういうことはもう想定をしながら法整備を先にやって、法律でどうにもならんというところから入るというふうに考えたほうが、我々地方在住者としてはそういうふうに考えたほうがいいのかなというふうな感じもあります。いずれにしても地方の再構築協議会というのがもう設置をされました。国交省は、中立の立場で事業者、鉄道会社と、それから自治体の関係者の参加をして、今言っている再構築会議というのを設置をするということなのですが、国交省の条件としては1県をまたぐ、要するに隣接県をまたぐということだと思うのですが、あとはそれから密の問題で数が1,000とか4,000とかというような人数の問題。それから特急や貨物がない路線ということになった吾妻線は特急走っているじゃあないかいいではないかという話になろうかと思うのだけれども、特急の推移を見ていても、1本減らし、区間を減らし、だんだん時間も変えています。挙げ句の果てに値上げと言うと怒られるかな。のぞみがちょっと10席減らしたという報道は、みなさんご存じであると思うのですが、今も吾妻線を走っている特急は全車指定になりました。実質的に値上げかなというふうに、結構人乗っていないのに走っているわけだから、そういう外堀を埋めると言ったらちょっと語弊があるのだけれども、いろいろ結構今の特急というのは利用しづらい時間に走っていますから、ある意味、温泉から上がってきて帰りましょうという時間ではないですよね。それはいいのです。それは、JRの会社の方針ですからいいのだけれども、そういうことで進んでいくということになります。
そういうことで、トータルで要するに吾妻線の考え方というのをちょっとお話しいただければというふうに思います。お願いします。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)関議員、いろいろJRの関係、国鉄も含めてお詳しいようでありますので、今ご質問の中でいろいろな情報、あるいは問題点等も我々が知らないところをご指摘いただいたり、教えていただきまして、本当にありがとうございます。
問題を少し整理させていただいて答弁をさせていただきますけれども、まず最初にお話がありました、嬬恋から長野原口、この問題が県とJRと2町村で協議会を開催したということは私も承知しておりますけれども、現在JR吾妻線の長野原草津口駅から大前間の今後の在り方については、先ほど申し上げましたように、JR東日本高崎支社、それから群馬県、長野原町、嬬恋の4者で今年の5月23日に初めて協議が行われてございます。これは、令和4年度、長野原草津口駅から大間駅間の約13キロ、4億6,000万円の赤字になっており、今年3月にJR東日本側から、この区間における将来の路線の在り方について協議の申入れがあったというものでございます。
吾妻線は、四万温泉をはじめとする吾妻郡内への観光輸送と同時に、通勤、通学など地域住民の足として極めて重要な公共機関の一つでございます。町ではJR吾妻線の活性化を推進し、振興、発展を図るため、渋川市及び吾妻郡の関係7市町村の下に組織されております渋川・吾妻地域在来線活性化協議会に加盟をいたしております。この協議会においては、様々な情報交換を行っているところでございますけれども、現在のところ報道されている以上のそういった吾妻線の今後についての情報、これについては入っておりません。鉄道、バス、タクシー等の公共交通は、地域住民の移動に便利なものでなければございませんので、これからことから吾妻線の現状と今後の動向につきましては引き続き注視をしていくとともに、他の沿線自治体や関係機関と協力してまいりたいと思っております。
関議員おっしゃるように、これからどういうふうに推移していくかというか、もう人口減少というのは、先ほどの原沢議員のときも答弁させていただきましたが、これがもう第一義の要因であると。これから乗客数が増えるかということは、極めて厳しい状況にあるということは私も認知をいたしております。ただ、先ほどの答弁で申し上げましたが、この吾妻線、特に中之条においては市城駅と中之条駅、2つございますけれども、ここのところがやはり地域住民の通勤、通学、そして観光には非常に大きな役割を果たしておるということは、もう議員もご承知だと思いますので、これからどういう状況になってくるか分かりませんけれども、中之条町も吾妻線を通じて吾妻郡が1本になっているという考え方を持っていますので、ここのところはこれからもしっかりと我々もJRとも協議をしながら、特に自治体としてやはり必要なのだということをこれからしっかりと訴えていかなければならないでしょうし、やっぱり駅前の周辺も含めて、活性化ということも、自治体として考えていかなければならないと。こういう重要な案件であろうと思っております。
そして、来年、年が明けますと、2月14日に渋川市と吾妻郡6か町村でJRのほうへ、高崎支社のほうへまた出向きまして、また我々の要望、幾項目かあるのですが、実態を含めて情報交換、そして要望をさせていただくという活動を始める予定でございますので、ぜひ関議員をはじめ議員各位におかれましても、この問題についてはご支援、それからご指導いただければ大変ありがたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)これから頑張っていただけるということで、一番はやっぱり地域がそれ困るよというのは、国交省なりJR会社本体なりに伝わることかなというふうに思っています。
答弁いただいたので、オーケーなのですが、6か町村できちんと問題を共有するというお話でしたので、それが一番の薬かなというふうに、薬じゃねえな、と思っていますので、そのへんをまた町民のみなさんと問題共有をしながら進めていただければというふうに思っております。
そういうことで吾妻線の問題については、ちょっととっ散らかった質問になって申し訳なかったですが、そういうことで駐車場の話をちょっとさせていただきたいというふうに思うのですが、中之条の駐車場です。市城の駐車場ですか、ちょっと大人の事情があるみたいなので、これはちょっと今日は削除します。
中之条の駐車場について、有効活用をしているかどうかという、駅南のほうです。結構昔あそこ月極であったときには入れなかったのです、いっぱいで。今ちょっと空いているかなという。駅北のほうについては、それなりに夕方ちょっと行くと、それなりに送迎のみなさん、父兄のみなさんが使っていて、あんなに広いの要らないのではないかなとか思っていたのですが、結構いっぱいになるみたいです。そういうこともあるので、ちょっと駅南、北の駐車場の現状と、それから今後どうしていくのかというようなことをちょっと話していただければというふうに思うのですが。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)中之条駅の北と南にあります駐車場の現状と今後についてというお尋ねをいただきました。まず、中之条駅の駐車場の現状でありますが、月極駐車場が北側に24区画、南側に37区画あり、月額北側が4,000円、南側が3,500円でご利用いただいております。なお、通学のために利用される学生等につきましては割引がございます。そのほかにも一時駐車場として北側に10区画、南側に9区画あり、1日200円でご利用いただいております。月極駐車場は、駅北で約80%、駅南で約60%の契約状況となっており、また一時駐車場についても令和5年度実績で年間約1,800台ご利用いただいております。
以上が現状でございます。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)ありがとうございました。駐車場について、通告の仕方がちょっと悪かったかもしれないのですが、通運ビルを壊したときに、交番だとか、あるいはいろんな話が最初のときにちょっとあったのです。それは、ちょっと正式なやり取りではたぶんなかったと思うのだけれども、これから何か計画あるのかどうなのかということをお聞きしたいというふうに思います。
六合の貨物の駅で、何か話を聞いているといろいろ大変らしいのだけれども、軽トラでみなさん持ち寄ってものを売っているというような話がちょっと聞こえてきて、駅前のそば屋さんでそばを食べていたら、何かできないかと言うから、この地域の人たちが頑張って取組をして、誰か責任者が出てやれば、それは町としてもたぶん協力しますよと。ただ、俺やるぞという人がいないと、なかなかそういうふうにもできないのかなということもありますので、そのへんも含めて駐車場の今後の計画とかいうのをお話しいただければというふうに思います。
〇議長(安原賢一)町長
〇町長(外丸茂樹)関議員の最初のお話にありました、通運ビルを壊してどうかというのは、それはちょっと私どもも把握しておりませんけれども、それはいろんなお話があったかもしれませんけれども、それはそれとして置かせていただき、中之条駅北側におきましては、ご承知のとおり通運ビルを解体し、駐車場として利用していただいております。また、ロータリーやバス、タクシー乗り場も現状のようになった経緯がございますので、中之条駅につきましては通勤、通学のほか観光客など多くの方が利用する場でもありますので、時代のニーズや利用者の意見、もちろんJRや地域の住民からの声を伺いながら、駅周辺も含め、さらに活性化が図れるよう調査研究をしてまいりたいと考えておりますけれども、太子駅の有蓋車、無蓋車の展示してあるところで、トラック市が開かれているのとはちょっと駐車場のあれはまた違うのかなと。あそこの場合は観光拠点でありますし、そこのところで有蓋車、無蓋車を御覧になっていただいて、そこで地域の方がトラック市をしてという、その旧太子駅の活用という考え方でありますので、中之条駅の場合は駐車場としてご利用いただいておりますので、今後地域の方々と、またいろいろご意見等があれば伺いながら、また考えていく必要もあるかなと、こんなふうに思っていますので、よろしくお願いします。
〇議長(安原賢一)10番、関さん
〇10番(関 常明)以上で終わります。