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芳ヶ平湿原・チャツボミゴケ
芳ヶ平湿原
白根山の北から横手山の南東方向にかけて広がる芳ヶ平は、日本屈指の中間湿原です。貴重な動植物の生息地であり、ワタスゲやミズバショウのハイキングコースは、訪れる人を幻想的な世界に誘います。
芳ヶ平湿地群は、平成27年5月29日、ラムサール条約の「国際的に重要な湿地に係る登録簿」に登録されました。
芳ヶ平へは、渋峠から徒歩で約1時間です。
ワタスゲの群落
秋の芳ヶ平
リンドウ
「大自然が育む恵みの湿原
幻想的な別天地へようこそ」
パンフレットPDF1.0MB[PDFファイル/1.02MB]
チャツボミゴケ
チャツボミゴケは、ウロコゴケ目ツボミゴケ科の苔類で、強酸性火山性水域に生育しています。中之条町六合のチャツボミゴケの群生地は、昭和40年(1995年)まで旧群馬鉄山によって採掘されていた最上部、かつて「穴地獄」と呼ばれた場所にあり、現在は中之条町の公園として公開されています。
穴地獄周辺は傾斜地で、現在でも強酸性の鉱泉(水温20度程度)が湧出しています。この強酸性の水辺で生育するチャツボミゴケは、現在知られている中では東アジア最大級と言われています。
今後も保存してゆくべき貴重な文化財として、平成27年(2015年)5月29日、ラムサール条約に登録され、平成29年(2017年)2月9日には、「六合チャツボミゴケ生物群集の鉄鉱生成地」として、国の天然記念物に指定されました。
お問い合わせ先:
六合支所(電話:0279-95-3111)