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嵩山ガイド|道の駅霊山たけやま

ページID:0001231 更新日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

嵩山ガイド|道の駅霊山たけやまの画像

嵩山の登山ガイドはこちら

嵩山(たけやま)

嵩山は標高789mの独立した山で、渋川方面から吾妻に入って一番先に見える姿の美しい山です。
中之条町のシンボルのひとつとなっていて、東南面は切り立った岩肌、西北面は見渡す限り見事な樹海が広がり、近くの山々、遠くの白根、四阿山、浅間、遙かに上信越高原国立公園の一帯を一望のもとにできるという景勝の地です。
春のツツジ、初夏の若葉、秋の紅葉、そして雪景色。四季折々の山の表情も豊かで、見る人を楽しませてくれます。

嵩山(たけやま)まつり

嵩山まつり

「嵩山まつり」は毎年5月5日、ふもとの親都(ちかと)神社のお祭りとあわせて行われます。
嵩山は新緑に包まれ、岩肌にはツツジが咲き、子供からお年寄りまで大勢の人が嵩山に登ります。

子どもたちの健やかな成長を願って、親都神社の北側から山の中腹にかけてワイヤーが張られ、約100匹の鯉のぼりが大空を泳ぎます。この勇壮な眺めは、中之条町の風物詩となっています。

嵩山(たけやま)の歴史~霊山と山城で知られる嵩山~

古代から祖先の霊魂を祀る山を「たけやま」と呼び、嵩山は死者の霊が山の上に集まる神聖な「霊山」として、吾妻盆地の各地から信仰を集めていました。また、この山には神様がいて、春には里におりて田畑の神となり、実りを与えてくれるとされていました。

縄文式文化時代の遺跡も多く、「嵩山の神和利大明神として子持山の神を妻とし、鳥頭明神を子供として吾妻地方の中心的な神となっていた」と、神々の縁起を集めた『神道集』には記されています。
また、嵩山は「天狗の住む山」とも言われ、現在でも東の峰を「大天狗」、中の峰を「中天狗」、西の峰を「小天狗」と呼んでいます。

嵩山城は、室町時代の中期(長尾景仲が白井城に拠って北関東一帯を押さえていた頃)、この白井をとりまく友城のひとつとして開かれました。その後、岩櫃(いわびつ)城主・斉藤氏が近隣を手中にするに及んでこれと手を結び、岩櫃城をとりまく出城として重要視されました。

戦国時代の永禄6年(1563年)には、岩櫃城が武田信玄方の上田城主・真田幸隆(幸村の祖父)に攻められ落城。岩櫃城主吾妻太郎斉藤越前守の子・城虎丸(じょうこまる・18歳)を擁した吾妻衆が、上杉謙信の支援を受けて嵩山城に立てこもりました。しかし永禄8年(1565年)11月、激戦の末に一族は大天狗の岩から飛び込んで自決し、嵩山城は落城しました。こうした戦死者を弔って、元禄15年(1702年)から坂東・西国・秩父の百番観音が建立されました。

このように、嵩山は古くから、山全体が聖山であり、人々の信仰の対象となっています。

嵩山三十三番観世音の詳細はこちら

嵩山(たけやま)城址<武山城>(中之条町指定史跡)

昭和63年(1988年)3月26日・指定 所在地 中之条町大字五反田
戦国時代、上杉謙信が沼田城を攻略するための岩櫃城の重要な支城でした。岩櫃城落城後、齋藤憲廣の末子城虎丸が永禄7年(1564年)から2年間在城し、真田幸隆と激戦の末、一族自決落城しました。

嵩山登山

所要時間:2時間30分/一般向け/適期:春~秋 ハイキングコースと嵩山三十三観音地図[PDFファイル/7.86MB]

嵩山のモデルハイキングコース

吾妻八景一番の景観、標高789mの嵩山には、山中のいたる所の大きな岩陰に、石仏(観世音)が安置されています。
表登山道入口には、親都(ちかと)神社北側にある「道の駅霊山たけやま」があり、車を置くことができます。

表登山道の急な坂道を登っていくと展望台に着き、さらに進むと天狗の広場に出ます。ここには鳥瞰図台とあずま屋・展望台があります。嵩山は昔、「天狗の住む山」とも言われ、東の峰を「大天狗」、中の峰を「中天狗」、西の峰を「小天狗」と呼びます。
広場から小天狗不動岩へ行けますが、不動岩は鎖をたよりに登るので、足場にはくれぐれも注意が必要です。頂上では上信越地方の山々が見渡せます。
天狗の広場に戻り、東へ進むとあずま屋があり、右へ下ると胎内くぐりです。鎖をたよりに胎内を抜けられます。

あずま屋に戻り、中天狗の北へ進むと御城平(みょうじょうだいら)に着きます。さらに進むと経塚に着きます。長い鎖を登ると、素晴らしい展望の大天狗(嵩山頂上)に着きます。

経塚まで戻り、東登山口方向へ下ると一升水に着きます。高い岩壁からポタポタと水滴が落ちています。
さらに進むと弥勒(みろく)穴入口に着き、絶壁を鎖で登ります。横穴の洞窟には弥勒菩薩像が安置されています。慎重に登ってください。
弥勒穴入口から山すその道を進むと、まもなく東登山口に出ます。

アプローチ

マイカーの場合

関越自動車道渋川伊香保I.C国道17号線に降りる→国道353号で中之条町へ→主要地方道中之条湯河原線を通って親都(ちかと)神社へ。車は、親都神社北側の「道の駅霊山たけやま」の駐車場に置けます。

電車の場合

JR吾妻線中之条駅で下車→タクシーで1,500円~。

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