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嵩山(たけやま)ハイキングガイド
嵩山(たけやま)
嵩山(たけやま)は吾妻八景の一つで、山頂の大天狗からの眺望は素晴らしいです。山内には烏帽子岩、胎内くぐり、男岩、御城の平、経塚、骨穴、一升水、女岩などの史跡や怪石が連なっています。
モデルハイキングコース
古代から祖先の霊魂を祀る山を「たけやま」と呼びます。嵩山(たけやま)は、中之条盆地の各地から霊山として信仰を集めていました。山をめぐって縄文式文化時代の遺跡も多く、神々の縁起を集めた『神道集』には、嵩山の神和利大明神として子持山の神を妻とし、鳥頭明神を子供として吾妻地方の中心的な神となっております。
戦国時代には、吾妻地方の領主吾妻太郎斉藤越前守が、武田方の真田幸隆に攻められて没落し、その子城虎丸(じょうこまる)を擁した吾妻衆が、上杉謙信の支援を受けて嵩山にたて籠り、戦いの末、落城しました。
元禄時代には、信仰の山として阪東・西国・秩父の百番観音が霊山嵩山への信仰と、嵩山城落城の際の戦死者を弔って建立されています。
5月5日の嵩山まつり<外部リンク>では、新緑の山に鯉のぼりが泳ぎ、大勢の人々で賑わいます。
嵩山ハイキングコースと嵩山三十三観世音地図[PDFファイル/7.86MB]
嵩山のふもとには
道の駅霊山たけやまがあります。