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中之条町の水道

ページID:0001210 更新日:2024年2月22日更新 印刷ページ表示

中之条町の水道の沿革

​中之条町は、山地が多く集落が点在しているため、水道の普及が遅れ、昭和30年代は四万温泉やその周辺地域に給水している程度でした。
中之条町の市街地は、北側の山地、南側の吾妻川に挟まれ、硬い地盤(火山灰土と礫岩層)のため、地下水が乏しく、わずかに浸透した水を井戸によって使用していました。このため渇水期には、地下水も枯れ、飲料水不足となり、上水道の建設は住民の念願でありました。
上水道の建設は、数年の調査準備の後、昭和39年から3ヶ年計画の継続事業で行なわれ、計画人口10,000人、日最大給水量2,400立方メートルの施設を完成しました。
その後、市街地周辺の水道未設置地区の給水や、生活様式の向上により増え続ける水需要に対応するため、第一次から第七次拡張事業を実施し、給水人口14,799人、日最大給水量11,652立方メートルの認可施設として現在に至っています。
また、市街地以外の地域では、地域密着の簡易水道が整備されています。

大字上沢渡 有笠山付近

水質検査

​水質検査は、水道水が水質基準に適合し、安全であることを確認するために実施されています。
中之条町には水源及び浄水施設が多数あります。町では検査の適正化及び透明性を確保するために、法律で定められた事項はもとより個別の水源の特徴、過去の検査結果及び水質管理において留意すべき事項を踏まえ、「水質検査計画 [PDFファイル/1.41MB]」を策定しました。

水質検査の画像

水質状況

​水源のうち湧水、井水、伏流水についてはきわめて清澄であり、年間を通じて水質の変動はほとんどありません。浄水方法としては塩素消毒のみを行っています。
また、表流水については年間を通じて清澄であるものの、梅雨や台風などの降雨時には濁度や色度が急激に上昇します。しかしながら、適切な浄水処理により安定した給水を行っています。

最新の水質検査機器

浄水については浄水水質基準値を大幅に下回っており、安全で良質な水であるといえます。
今後も一層の水質管理強化を実施していく計画です。

三ノ原浄水場クリプトスポリジウム対策に優れた効果のある有笠浄水場の膜ろ過設備

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