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史跡「東谷風穴蚕種貯蔵所跡」の整備基本計画の素案に対する
パブリックコメントの実施結果


 史跡東谷風穴蚕種貯蔵所跡の整備を進めるため、その基本理念や基本方針を示す「史跡東谷風穴蚕種貯蔵所跡整備基本計画」の策定にあたり、町民の皆さんの意見をうかがうパブリックコメントを実施したところ、2通のご意見をいただきました。いただいた意見と町の考えは以下の通りです。
 なお、提出いただいた意見は、趣旨を損なわない程度に要約しました。



■概要

募集期間
令和3年3月5日(金)〜3月19日(金)

公表方法
1町ホームページへの掲載
2中之条町ツインプラザでの閲覧または配布



■提出数、提出方法、意見数

提出数 2通

提出方法
1郵送 0通
2FAX 0通
3電子メール 1通
4持参 1通

意見数 10件



■意見の内容と町の考え

(1)アクセス道路の整備を進めたうえでの安全確保
本整備にあたっては、全ての面で安全確保が前提になり、その中でもアクセス道路の整備は重要な課題だと考えています。ただし、赤坂方面からにしても栃窪方面からにしても、県道からの距離が長く一気に整備するのは困難で、基本計画の中では長期的な計画の中で継続的に取り組む課題としているところです。

(2)一時的な整備や立ち入りで自然破壊にならないように願う。
本整備の対象地はアクセス道路の整備を含め、基本的に史跡指定地内を含む町有地内ですが、その事業遂行にあたっては、『東谷風穴蚕種著蔵所跡保存管理計画書』(平成27年3月 中之条町教育委員会)及びこの度の『基本計画』に則ることになります。両『計画』は、自然環境の保護は整備の前提であるとの姿勢で立案しており、自然破壊にならないよう細心の注意を払います。
 ただし、樹木は成長しますので、安全上そして風穴における冷風発生の環境維持等のため適切に管理する必要がある、と考えています。計画対象地内にはスギやヒノキが植林されていますが、東谷風穴では第二次大戦後に荒廃した国土の復興に向け、植林用の種子が貯蔵されていました。本『整備基本計画』では、そのことは本風穴の持つ歴史的に重要な意義と位置づけ、この植林された樹木も含め、冷風発生の環境維持とともに、本風穴における種子貯蔵の意義が理解できるよう、今後、調査、研究、検討を進めた上で適切な管理を行うことととしています。

(3)“地域との連携”
・名久田14区の公民館敷地内に残る蚕糸飼育所等を含めた運用体制を考慮できないか。
・この地区には、主だった産業も商店も無くなり、過疎化が急激に進行している。地元住民を含めた連携で活性化を図れれば有り難い。
・風穴の構造、冷風を活用した何かができないか。
「活用整備」の基本方針の中で「住民連携」の必要性を位置づける計画です。本整備事業につきましては、行政のみでは遂行できないと考えています。これから、企画、運営等さまざまな面で地元の方々にお声をかけさせていただきます。ご支援、ご協力を心からお願いいたします。
 地域に残る養蚕農家を始め、各種の養蚕に係わる施設等は改めて調査させていただき、東谷風穴の整備の中で一体的に活用できないか考えています。地区内の「蚕糸飼育所」は重要な施設であろうと思います。

(4)東谷風穴のユニーク“差”(独自性)をリスト化して計画の適合性をより確かに評価できるようにすべきである。
東谷風穴は荒船風穴とともに蚕種貯蔵施設として史跡に指定されていますが、整備されると風穴の基本的な構造が表現される国内唯一の施設となります。また、史跡として種子貯蔵に利用された風穴は東谷風穴のみであり、風穴内部で冷気が体感できる唯一の施設となります。こうした点を積極的にアピールし、その意義が理解されるように努力します。

(5)風穴をシステムとしてとらえて目的を展開して“あるべき姿”を見定めるべきである。冷気を使用した多様な活用方法があっても良いのではないか。
東谷風穴を蚕業の中で位置づけるとともに、冷蔵施設の一環とし、さらに地域における農業の一環として、等々、関連性の把握と活用に心がけます。

(6)目的を明確にして段階的に進めるべきである。
冷風発生のメカニズム、風穴の構造、風穴の養蚕における役割、第二次大戦後の植林用種子貯蔵風穴の意義、等の基本的な事項についての理解が得られるよう、計画的に事業を進めます。

(7)整備における関係する要素を有機的に連携させ、ハード・ソフト両面で同時並行的に計画を進めるべきである。
安全性が確保され、史跡の本質的価値が良く理解される整備にすべく、ハード・ソフト両面の事業を計画的に実施する予定です。

(8)情報収集に関して目的を明確にし、優先順位を検討することにより、効果的な情報の取得とその活用を図るべきである。
東谷風穴に関し、調査しなければならないことは多岐に渡ると考えていますが、タイミング良く、緊急性も踏まえ、積極的に進め、活用資源としたいと思います。

(9)事業実施にあたっては、町議会、他部局の町職員、若者、学生、女性などの多様な意見が反映されるべきである。
事業の実施にあたっては、町行政を挙げ、町内各階、各層のご支援、ご協力が不可欠と考えています。多様な意見が反映されるよう、様々な場面で努力します。

(10)事業実施にあたっては、工程管理に注意するべきである。
本事業では短期・中期計画各5年、その後を長期計画と定め、計画的に実施して行く予定です。長期計画の中には、アクセス道路の整備のように、なるべく早く着手し、持続的に長期にわたって取り組まざるを得ない事業があります。全ての事業が計画的に進められるよう、努力します。



お問い合わせ先
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メールアドレス bunkazai@town.nakanojo.gunma.jp
〒377-0423 群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町1005


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