本文
成人の「風しん」予防接種費用の助成をします
妊婦と赤ちゃんを守るため、大人の風しん予防接種費用を助成します
妊娠中の女性が風しんにかかると、生まれてくる子供が「白内障」「先天性心疾患」「難聴」などを引き起こす可能性があります。(先天性風しん症候群)
抗体検査の結果が陰性の人はこの機会に接種をお勧めします。
【風しんとは】
風しんウイルスの感染によって発症する感染症です。潜伏期間は約2~3週間で、その後全身の赤い発疹・発熱・首のリンパ節の腫れがみられます。発疹は3日程度でおさまりますが、発疹の出る2~3日前から出た後の5日間くらいまで感染力があります。
妊娠中の女性がかかると、ウイルスが胎児に感染することにより赤ちゃんの目や耳・心臓などに障害が出る「先天性風しん症候群」の恐れがあります。妊娠前半期(およそ21週未満)の時期にかかるとより危険性が高くなります。
対象者
風しんに係る抗体価検査を受けた結果、十分な量の抗体がない人(抗体価の基準値は国で示されている値に準じます)のうち、
- 妊娠を予定している女性及びその夫(婚姻関係は問いません)
- 妊娠している女性の夫及び同居する者(妊娠している女性と同居(同一住所)する父母兄弟等)
補助の対象となる抗体価基準は以下のとおりです
補助の対象となる抗体価基準はこちら [PDFファイル/195KB]
回数と補助金額
1人1回のみ接種費用の全額(接種費用は医療機関によって異なります)
風しん単独ワクチン、麻しん風しん混合ワクチンどちらでも可
接種方法
医療機関にお問い合わせのうえ、接種してください。
接種後、必要書類を持参の上、保健センターに申請してください。
申請に必要な書類
- 申請書(保健センターと六合支所にあります。HPからもダウンロードできます)
- 印鑑、領収書、予診票のコピーまたは接種済証、抗体検査の結果
- 振り込み金融機関の口座(ゆうちょの場合は通帳のコピー)
注意事項
- ワクチンは生ワクチン(毒性を極力弱くして作ったワクチン)なので、妊娠の予定があったり、妊娠中の女性は接種できません。そのため、『接種前1か月+接種後2か月=合計3か月』の避妊が必要となります。
- 風しんの抗体価が低い方は麻しんに対する抗体も十分でない可能性がありますので、麻しん風しん混合ワクチンの接種をお勧めします。
- 平成2年4月2日以降にお生まれの方は定期接種として2回の接種が済んでいます。
『平成7年4月2日~平成12年4月1日生まれの方 =幼児期に1回と中学1年時1回』
『平成2年4月2日~平成7年4月1日生まれの方 =幼児期に1回と高校3年時1回』
接種の前に、ご自分の接種履歴をご確認いただき、追加接種が必要か医師とご相談ください。